2019年1月の活動期間終了をもって解散した11人組ボーイズグループ・Wanna One(ワナワン)。涙・涙で幕を閉じた劇的なラストステージから早や1年――解散後、メンバーたちはそれぞれ新たな活動をスタート。その一挙一動に注目が集まっている。
"ウインク王子"の愛称を持ち、あどけなさの残る美しい容姿で人気を博していたパク・ジフンは、昨年3月にミニアルバム『O'CLOCK』をリリース。12月には2ndアルバム『360』と続き順調な歌手活動を見せている。加えて、ラブコメ時代劇「コッパダン(原題)」で子役以来となる俳優活動を再開させた。"朝鮮最高のファッショニスタ"であり、抜群の愛嬌を備える"末っ子"というキャラクターはまさにジフンのハマリ役と高評価。また年末には「2019 MBC芸能大賞」の司会者として登場し、キュートなウインクをサービスする場面も。瞬く間にSNS上で話題になるなど変わらぬ人気を見せつけた。
5人組ボーイズグループ・AB6IX(エイビーシックス)として再デビューしたのは、パク・ウジンとイ・デフィ。昨年はデビューアルバム『B:COMPLETE』や1stフルアルバム『6IXENSE』をリリース。メインプロデューサーを務めたイ・デフィをはじめ、メンバー自ら制作に参加した楽曲はしっかりと評価され、「2019 Asia Artist Awards」の新人賞や「Melon Music Awards 2019」のホットトレンドアワードを獲得。"スーパールーキー"としての実力に見合った結果を残している。昨年末、日本公式サイトとファンクラブも開設され、3月には「AB6IX 1ST WORLD TOUR <6IXENSE>」の東京・大阪公演も開催するなど、今年は日本での活躍も楽しみだ。
そして、Wanna Oneメンバーの中で絶大なる人気を誇っていたカン・ダニエル。他のメンバーより少し遅れる形で昨年7月に1stミニアルバム『color on me』で待望のソロデビューを飾った。「2019 Asia Artist Awards」では、ポテンシャル賞ほか3冠に輝き、「Melon Music Awards 2019」でもベストミュージックビデオ賞を受賞。昨年末から活動を休止し、現在は体調回復に専念していると報じられているが、ソロアーティストとしてもインフルエンサーとしても、カン・ダニエルのずば抜けた影響力が改めて感じられた一年だった。
そんなダニエルがゲストとして出演した番組「週末使用説明書」が、Mnetにて2月29日(土)深夜に放送される。同番組は、眠っていた五感を満足させるホットプレイスや遊び方を紹介するバラエティで、ダニエルは、自身の大ファンだと公演する女優ラ・ミランの手料理が並ぶ食事会に参加。チャプチェや味噌チゲ、豪華な肉料理などを次々に頬張る食べっぷりは、等身大の素顔もにじみ出ていて好感度も満点だ。
番組では、ラ・ミランと互いに本音を交わすトークも展開され、ダニエルはミュージックビデオの撮影裏話を初告白。年上の先輩女性を前に、礼儀正しさを崩すことなく時々、愛嬌たっぷりの笑顔で初対面同士のぎこちない空気を和ませる。Wanna One時代、見れば見るほどその魅力にハマってしまう...そう言われ続けてきたダニエルだが、その理由が窺い知れるトークは必見だ。
グループ活動を終えても、活躍の場を広げ新たな活動にチャレンジする彼ら。それは、人気番組から誕生したアイドルだから人気を得ていたわけではなく、彼らが実力や才能の伴ったアーティストだったことの何よりの証だろう。今後のさらなる活躍を願いたい。
文=津金美雪
放送情報
週末使用説明書 カン・ダニエル出演回
放送日時:2020年3月1日(日)0:30~
チャンネル:Mnet
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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