デビュー14年で大ブレイク！韓国ドラマ『夫婦の世界』のゲス夫役パク・ヘジュンの魅力｜Kカル！

『国民的不倫男』としてブレイク中のパク・ヘジュンは、超セクシーなイケオジ俳優

わたくしごとですが、英国ドラマ『女医フォスター　夫の情事、私の決断』をリメイクした"復讐系不倫ドラマ"『夫婦の世界』にハマっています。それも、どっぷりと(笑)

若い女性との不倫に夢中になる夫との離婚を決意した女医のソヌが、「ただ離婚するのでは、腹の虫がおさまらない！」と、夫(と不倫女)を破滅させるべく復讐をするというお話。なにがすごいって、ヒロインの夫が、とにかくゲスすぎ！妻の稼ぎで好き勝手やり(経済的な悪事はドラマをぜひご覧下さい。きっとムカムカ来るはず！)、挙句の果てには「ソヌのいない人生は考えられない。だからといってダヒョン(不倫女)も諦められない。愛する心はひとつじゃないだろう。色が違うんだ。同時に愛しているってことだ」(＃３)と話したり、「家族を失う気なんてない。恋に落ちるのは罪じゃないだろう」なんて、堂々とほざきやがる。と、まあ、妻をなめきった男なんです。ドラマの前半部しかまだ見ていないとき、私は「なんでヒロインは、こんなゲス夫に執着するのかしら？」と、ず～～っと思っていました。このドラマにどハマリしていた韓国の30代主婦の友人たちにこの疑問をぶつけてみると、揃いも揃って皆、「だってテオって、セクシーじゃな～い♥イケメンだし、背も高いし、体もセクシーだし...こんな男だったら、そりゃ、浮気の一つ二つくらいするわよぉ」と目をハートにして言うのです。

イ......ケ......メ......ン？　セ......ク......シ......イ？

テオを演じているのは、パク・ヘジュンさん。今年43歳の俳優さんで、今作でデビュー14年目にして大ブレイクを果たしました。その濃い(！)お顔から、大学時代は『第二のチャン・ドンゴン』と呼ばれていたそうです。演劇界で活動後、活躍の場を映画に移し、映画『火車』への出演を機に、俳優名をパク・ヘジュンに改名しました。映画では、もっぱら悪党役。任される役は主要人物級でなく、ダークなイメージがついているせいで、なかなか名前を知られることはありませんでした。そんなパク・ヘジュンさんがお茶の間で注目されだしたのは、ドラマ「ミセン-未生-」で演じた「窓際族のチョン課長」役。普段はクールだけど実は後輩思いで、主人公を優しく見守る上司役をしっかりとした演技で見せ、視聴者の心を熱くしました。とはいえ、まだまだ"重要人物"ではありませんでした。そんな彼が、『夫婦の世界』で男性主人公に抜擢されたのです。これはかなり異例のことです。

韓国の芸能人が取材でよく言う言葉があります。それが「準備が出来ている人になっていたい」という言葉。いつ、どんな仕事が来ても、最高のパフォーマンスができるように、仕事がなくとも、努力を怠らず、準備をしておくことが大切だ、ということです。パク・ヘジュンさんは、まさしく「準備が出来ていた人」でした。だって、43歳にして、あの美ボディですよ！白シャツを着ていてもわかる鍛え上げられたシックスパックとむっちり二の腕...。ベッドシーンで脱いだ日には、もうセ、セ、セクシィ～！

外見だけではありません。演技を見ていると、内面の静かな熱さと、表現しようのない危険な香りが、じわじわと迫ってきて、知らぬ間に心を占拠されてしまうのです。"オヤジ"にしか出せない濃厚なセクシーさ。一度知ってしまったらもう「知らなかった頃」には戻れないブラックホールのような魅惑の香り...。

ドラマの序盤では、あまりのゲスっぷりに目が行って、パク・ヘジュンさんの"イケオジ"っぷりに気付かなかった私ですが、ドラマが中盤に差し掛かった頃には、いつの間にか、テオ、いや、パク・ヘジュンさんのセクシーさに完堕ちしておりました...。

今作で、イケオジの代表格となったパク・ヘジュンさん。なんと、ドラマ終了後には、イケオジの代表雑誌『ＧＱ』でグラビアを撮ったり、『VOGUE』の表紙になったりと、大・大ブレイクしております。パク・ヘジュンブームはまだまだ続きそうです。

ちなみに、パク・ヘジュンさん、大学生の頃から付き合っていた女性と結婚し、2人の子持ち。テオとは180度違う、愛妻家＆イクメンなんだとか。そんなところも、主婦たちの心を掴むのかもしれません。

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