後輩グループのライブや舞台に駆けつけ、誰よりも大きな声援を送ることで知られる後輩想いのユンホ(東方神起)。今年5月にNCT 127が開催したオンラインコンサート「NCT 127 - Beyond the Origin」でもサプライズ出演し、「本当に格好良かった。エネルギッシュなのも良いが、みんな十分に上手くできているので、もう少し各自の個性を見せても良いと思う」と的確にアドバイス。後輩グループを思いやるユンホならではの重みのある言葉だった。
そうした後輩への愛情深さもさることながら、ユンホは自身の姪や甥をはじめ、子どものことが大好きで、過去に出演したバラエティ番組「東方神起の72時間」では、自ら志願して幼稚園の先生も務めたほど。自身のInstagramへも子どもたちと戯れる姿が度々投稿されている。
そんなユンホが、時間のない両親に変わって子どもたちのお世話を引き受ける育児バラエティ「子供のための国はある~ユンホ(東方神起)出演回」に出演(KBS Worldにて9月19日放送)。8歳、7歳、4歳の3人兄弟を育てるシングルファーザーに代わり、"1日限定のパパ"になったユンホは、天真爛漫な兄弟に振り回されながらも、優しく向き合う姿を見せてくれた。
幼稚園の先生とは異なり、日常の子育てにチャレンジしたユンホ。彼の何気ない振る舞いで感心させられたのは、子どもと接する時の"視線"だ。
184cmと高身長なユンホは、子どもたち話す時、必ずと言っていいほど屈んで同じ目線で話す。子どもの目を見て、優しい表情を浮かべ、上手くできたらハイタッチ。元気な男の子が3人いても、それぞれを個人としてきちんと向き合おうとするのだ。
特にユンホが気にかけていたのは、8歳の長男のこと。幼い2人の弟がいることで、まだ甘えたい年頃にも関わらず、8歳とは思えないほどしっかりしたお兄ちゃんに優しく接していく。登校に付き添う時には、「人生はまだ分からない」「君が行く道が道なんだ」など、8歳にはちょっとまだ早いような気がする名言も...。これには、自身も長男だったこと、東方神起のリーダーであること、たくさんの後輩を気遣う先駆者であること...そんなユンホならではの"共感"の気持ちが見て取れた。
そのほかにも、「ボール遊びがしたい」というリクエストに「今日、ボールでできることは全部やるぞ」と宣言してボーリング場へ連れて行ったり、オモチャの銃を向けられれば迫真の演技を披露したりと、遊びでも超本気。年齢も関係なく、誰にでも真摯に対するユンホだからできる子育て法...。そこから学ぶものがたくさんありそうだ。
文=津金美雪
放送情報
子供のための国はある~ユンホ(東方神起)出演回
放送日時:2020年9月19日(土)18:30~
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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