「江南スキャンダル」のシン・ゴウン、波乱万丈な主演作で演じるのは「私そのもの」

シン・ゴウン
シン・ゴウン

写真提供:ホームドラマチャンネル

2011年に歌手デビュー、その後はミュージカル女優としても活躍し、「江南スキャンダル」(2018年)に主演したことでさらに人気を高めたシン・ゴウン。母親の手術費を稼ぐため奮闘する主人公をゴウンがフレッシュに演じた同作は波乱万丈なラブストーリーとして受け入れられたが、そんなゴウンの主演最新作も"波乱万丈"がキーワードだ。

12月24日(木)からホームドラマチャンネルにて放送される「悪い愛」は、ゴウンが演じる素直で優しい女性・ソウォンを軸に、周囲の人物たちが愛憎のドラマに巻き込まれていく全129話の長編。日本での初放送に先がけ、ゴウンがインタビューで作品の見どころや撮影の裏側などを語ってくれた。

シン・ゴウンが演じるソウォンを軸に愛憎のドラマが展開する「悪い愛」

(C)2019-20MBC

――「悪い愛」が日本で放送される感想を教えてください。

「本当に光栄に思います。『悪い愛』が、どこかの国で放送されたら嬉しいなという思いはずっと持っていたんです(笑)。なので日本で放送されることが決まり、すごく嬉しいですね。今作はスリル満点な物語なので、感受性豊かな日本の皆さんにも、気に入っていただけると思います!」

――「悪い愛」はどんなドラマですか?

「私が演じるチェ・ソウォンを通じて、いろんな人物が登場するんですが、そこから生じる様々な愛の形、母性愛を中心に描いたとても面白いドラマです」

「悪い愛」

(C)2019-20MBC

――ゴウンさんが演じるチェ・ソウォンはどんな人物ですか?

「チェ・ソウォンは、私にとってお弁当を作ってあげたくなる(手厚く尽くしたくなる)妹のような人物ですね(笑)。すごく明るくてたくましくて、不義は許せない正義感あふれる女性なのですが、少し厚かましい一面もあったり...(笑)。すごく無鉄砲な子なので、彼女のように生きたら、ストレスもなさそうだなぁと思いながら演じていました」

――チェ・ソウォンとゴウンさんの共通点と相違点について教えてください。

「似ているのは、性格じゃないかなぁと...。本当に、ソウォンは私そのものだと思います。演じながら難しいなぁと感じたことは一度もなく物語序盤の撮影では『何でこんなに演じやすいんだろう?』って(笑)。中盤あたりから、ハイヒールを履いてオシャレな服を着るようになるのですが、そういった大人なソウォンの姿を演じるのは、少し大変でしたね。私自身がまだ子どもっぽいので...(笑)」

「悪い愛」

(C)2019-20MBC

――苦労したシーンや、NGがたくさん出たシーンなどがあれば教えてください。

「頭に浮かぶ、NGシーンが多すぎて...。出演者全員、笑ってしまって撮影中断することがよくあったんです。物語中盤を過ぎると、シリアスな展開が増えて、常に泣いている状態だったんですよ。泣いて、叫んだりするシーンが多かったのですが、相手の泣いている姿を見るとお互い笑えてきてしまって...。きっと出演者全員、仲が良かったせいですね。笑いを堪えるために、必死になってました(笑)」

――第一印象があまり良くないハン・ジェヒョクの温かさや優しさを知り、徐々に惹かれ合うようになっていきますが、ゴウンさんは、第一印象が重要だと考えるタイプですか?

「第一印象は、まったく気にしないですね。なぜかと言うと、私自身が第一印象のせいで苦労したことがあるからです(苦笑)。この人はこういう人だ!とイメージを決めつけず、一緒に過ごす中でその人のことを知っていくのが、私は好きですね。なので、第一印象は世界で一番無駄なことだと思います」

「悪い愛」

(C)2019-20MBC

――ゴウンさんの理想のタイプは?

「理想のタイプは、私の話に全部答えてくれる人ですね(笑)。私はおしゃべりが好きなので、24時間中20時間は会話が途切れない相手だと嬉しいです」

――最後に、「悪い愛」を楽しみにしている日本のファンの皆さんへメッセージをお願いします。

「『悪い愛』は、どんでん返しを繰り返すストーリー展開、愛と友情、そして母性愛が詰まったギフトセットのようなドラマです。時間を忘れて楽しんでいただけるドラマなので、ぜひご覧ください!」

シン・ゴウン

写真提供:ホームドラマチャンネル

文=HOMINIS編集部

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放送情報

悪い愛
放送日時:2020年12月24日(木)23:30~
※毎週(月)~(金)23:30~
チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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