約8年前にJ.Y. Parkと共演！パク・ソジュンが見せたトップアイドルとしての一面

「梨泰院クラス」(2020年)で演じたイガグリ頭の主人公パク・セロイ役のほか、出演時間は短いものの物語のきっかけとなるエリート大学生を演じた映画『パラサイト 半地下の家族』(2019年)など、近年の活躍ぶりには目を見張るものがあるパク・ソジュン。その勢いは本国だけにとどまらず、最近では韓国食品ブランドのCMが日本でも放送されるなど、各メディアで存在感を見せつけている。

数々の作品をヒットへと導き、「ラブコメの神」「国民のナムサチン(男友だち)」とも呼ばれているソジュンだが、デビュー当時には意外とも思えるようなキャラクターにも挑んでいた。

そんなソジュンの貴重な姿が楽しめる「ドリームハイ2」が、テレ朝チャンネル2にて12月11日(金)から放送される。数々のスターを輩出する名門芸能高校を舞台に、若者たちの愛と友情、葛藤を描いた学園ドラマ「ドリームハイ」の2ndシーズンだ。

NiziUを誕生させたJ.Y. Park(パク・ジニョン)がプロデュースに参加した作品で、彼自身も出演したほか、メインどころのキャラクターを演じたGOT7のJBやジニョン、2AMのジヌンといったJYPエンターテインメント所属(出演当時)のK-POPアイドルたちも多数出演。華やかだが過酷な芸能界の世界をリアルに描き出した。

ライバル校の登場と財政破綻によって落ちぶれ、問題児たちの溜まり場となってしまったかつての名門校キリン芸能高校。さらに国内最大手の芸能事務所が高校を買収し、所属アイドルたちが未成年芸能人保護法を形式的に守るため学校に転校してくることになり、問題児たちとトップアイドルたちが、生存をかけて火花を散らし合うことになる。

本格的な俳優デビューとなったこの作品でソジュンが演じているのが、韓国最高の男性2人組ダンスグループ"I:dn"のシウ。携帯電話には500名以上の女性の連絡先が入っていると言われるほど、スキャンダルが絶えないプレイボーイであり、さらに何かにつけて反抗的な態度が目につくなど、素行の悪い尖りまくりの男だ。

女性を虜にするような微笑みに、やんちゃな言動...と、女たらしな役柄をどこか危ない雰囲気を漂わせながら体現したソジュン。当時24歳ながら、高校生ならではの無邪気さも醸し出しており、現在の落ち着いた姿とは180度異なる表情豊かで初々しい姿が印象的だ。

さらに、劇中でトップアイドルを演じるにあたり、歌とダンスにも挑戦。本業のK-POPアイドルたちとの共演シーンでも、遜色のない動きや歌声を余裕たっぷりに披露しており、その能力の高さには驚かされてしまう。今となってはなかなかお目にかかれないソジュンの様々な魅力が詰め込まれた作品に仕上がっている。

最近では「梨泰院クラス」のほか、エクソシズムを題材にした映画『ディヴァイン・フューリー／使者』(2019年)で圧倒的な強さを誇る格闘家という役柄で野性味にあふれるハードな一面を見せている。トップ俳優として新たなステージに立った今こそ、デビュー当初のキラキラしたアイドルっぷりを再見してみるのも面白いかもしれない。

文＝HOMINIS編集部

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