おやすみの挨拶から激しいキスに...チ・チャンウクが「キス職人」と呼ばれるワケ

「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」
「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」

昨今、何かと話題を集める韓流ドラマ界において、ソ・イングクやパク・ソジュンらと並び、キスシーンが魅力的な"キス職人"として3本の指に挙げられる俳優と言えば、チ・チャンウクだ。

例えば、チャンウクが本格的なアクションを披露し、代表作となった「ヒーラー~最高の恋人~」(2014年)では、ヒロインのパク・ミニョンのニット帽を目が隠れるほど深く被せた状態で見せた"目隠しキス"が話題沸騰。また、元傭兵を演じ鍛え上げられた肉体美が注目を集めた「THE K2~キミだけを守りたい~」(2016年)では、少女時代のユナを相手にブランケットの中で静かに唇を重ねる"ブランケットキス"が大きな反響を呼んだ。2作とも硬派な役柄だが、ハードなアクションの合間に訪れる甘いキスシーンは、「目が離せなくなる!」と多くの視聴者を虜にしてきた。

チ・チャンウクが見せた「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」でのキスシーン!

(C)SBS

そんなチャンウクの出演作の中で最もロマンチックなキスシーンが登場するのが、兵役前最後の作品にして初の本格ラブコメディとなった「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」だ。彼が演じたのは、クールでモデル級のスタイルを持つ敏腕検事のジウク。ナム・ジヒョン扮するヒロインのボンヒに地下鉄で痴漢と間違われ、最悪な目に遭う。しかし、その3カ月後に、ジウクの元に検事研修を受けにやってきた司法修習生はあのボンヒだった。悪縁から始まるジウクとボンヒの関係だが、一緒にいるうちに次第に惹かれ合っていく。

「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」

(C)SBS

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(C)SBS

最初はクールな敏腕検事を装っているものの、トラブルに巻き込まれるボンヒを放っておけず、気が付けば彼女を助けに向かっているジウク。ボンヒが騙されて向かった法律事務所の面接の席では、真実を知り戸惑いを隠せない彼女に「俺に就職しろ」という言葉を掛ける。またジウクの元カノが現れ、ボンヒに「ジウクが私を置いてあなたと付き合うわけない」と言い放った時にも、ジウクが現れボンヒの肩を抱いたかと思えば「お前を置いて、この女だ」とかばってくれるのだ。

ドキッとさせられる言葉の数々だが、それは全てボンヒを助けたい一心から。クールな見かけによらず恋に臆病な部分のあったジウクだが、いったん一途な恋愛モード全開になったら...もうトキメキが止まらない。

「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」

(C)SBS

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(C)SBS

交際1日目、ボンヒに肩をトントンと叩かれ不意打ちのキスをされたジウク。突然のことに驚くジウクだが、潤んだ瞳でキスの余韻に浸る彼からはボンヒを思う気持ちが伝わってくる。そして本作の中の名キスシーンと言えば、寝る前のキスをきっかけに2人の感情が溢れ出してしまう"おやすみのキス"だ。

軽くキスを交わした後、それぞれの部屋に向かおうとする2人だが、名残惜しさのあまり、お互いに振り返り情熱的なキスを交わすジウクとボンヒ。そのまま朝を迎え、ボンヒの寝顔を見つめるジウクの優しい視線には、心を揺さぶられずにはいられない。

「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」

(C)SBS

チャンウクが作り上げるキスシーンは美しく魅力的なだけでなく、相手を想う気持ちがこれでもかというほど伝わる愛に溢れたもの。それぞれのシーンが印象的で、物語の後でもつい思い出してしまうものばかりだ。視聴者の心に残るキスの数々...これぞキス職人の成せる業なのだろう。

「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」

(C)SBS

文=津金美雪

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放送情報

あやしいパートナー~Destiny Lovers~
放送日時:2020年12月16日(水)7:00~
※毎週(月)~(金)7:00~(12月30日・31日は休止)
チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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