毎年旧正月と秋夕(チュソク※日本のお盆にあたる韓国の祭日)の年2回開催される「アイドルスタースポーツ選手権大会」。かつてはBTSやEXOを筆頭に、今をときめくK-POPアイドルたちが集結し、陸上競技やサッカー、アーチェリーなど様々な種目で対決を繰り広げてきた。
アイドルたちの運動神経が明らかになるだけでなく、メンバー間で見せる素顔や仲の良さ、他グループとの交流など、推しグループの新たな一面が分かるとあって、ファンの間でも非常に楽しみにされてきた番組だ。
しかし今年は新型コロナウイルスの影響で、対面接触のある種目を行うのは難しい状況。そこでアイドルたちの安全を考慮して、今年9月に開催されたのがKNTVで2021年1月12日(火)深夜に放送される「K-POPアイドルスターeスポーツ選手権大会」だ。
前回大会より競技に追加されたeスポーツをメインに取り上げ、ソーシャルディスタンスやマスク着用などコロナ対策万全の中で行われることになった。MCにはゲーム好きで知られるシンドン(SUPER JUNIOR)を迎え、IZ*ONE(アイズワン)やNCT、MONSTA X、AB6IX、SF9、PENTAGONら人気アイドルたちが、今大会にも多数出場。動体視力や反射神経などが試されるeスポーツの腕を競い合うこととなった。
今回、特に注目だったのは、自他ともに認めるゲームマニア・宮脇咲良率いるIZ*ONEチーム。以前リアリティ番組内で自慢のゲーミングチェアやキーボードなどを紹介するほど、ゲームをやり込んでいるとあって、MC陣からも注目選手として取り上げられていた宮脇。
第1ラウンドソロ競技のサバイバルシューティングゲームに矢吹奈子と共に出場し、大会を沸かせることとなった。ゲーム内でほぼ誰も撃ち殺すことなく逃げ回り、地形を利用して隠れるなど独自のサバイバル術を披露。終盤まで見事に生き残った宮脇は、最後にNCTのチョンロと一騎打ちをすることに。気になる試合結果はぜひ番組で確かめてほしい。
第2ラウンドのレーシングゲームでは、IZ*ONEのクォン・ウンビとチェ・イェナが大健闘。レースをしながらどれだけ多くのアイテムが獲得できたかを競うアイテムチーム戦で脚光を浴びたのはイェナ。序盤からスタートダッシュを切り、最後まで手に汗握る白熱の戦いと強運を見せつけ、参加者やMCたちから大歓声を送られていたのが印象的だった。
今までのような運動競技だと体格差や身体能力の差で、男女別で対戦せざるを得なかった「アイドルスタースポーツ選手権大会」。今回はeスポーツが種目ということで、ガールズグループもボーイズグループも入り乱れての混戦模様。画面の中で繰り広げられる戦いだが、今までと同じように声援を送りたくなる興奮必至の展開に期待したい。
文=津金美雪
放送情報
K-POPアイドルスターeスポーツ選手権大会(全2回)
放送日時:2021年1月13日(水)0:00~
※2話連続放送
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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