チャン・ドンゴンと対決!ヒョンビンが映画で見せたアクション俳優としての成長ぶり

ヒョンビン(『王宮の夜鬼』より)
ヒョンビン(『王宮の夜鬼』より)

日本でも社会現象となった韓国ドラマ「愛の不時着」で演じた北朝鮮の将校リ・ジョンヒョクを通じて、世界中のファンのハートをわしづかみにしたヒョンビン。堅物で生真面目だが、愛する女性には一途で全力で守りぬこうとするリ・ジョンヒョクにまた会いたいと、「愛の不時着」を幾度となくリピートするファンも続出。さらに、ヒョンビンが出演した過去作をチェックしていく中で、深い沼にハマっていくのだという。

自身を一躍スターダムに押し上げた2005年のドラマ「私の名前はキム・サムスン」や2010年の「シークレット・ガーデン」で見せたツンデレ御曹司や、自身初の悪役に挑んだ『ザ・ネゴシエーション』など、その傑出した表現力をベースに幅広い役柄をこなし、ヒョンビンは韓国を代表する俳優となった。さらに2011年からおよそ2年間の兵役を経験して以降、肉体的にもたくましさを増し、生来の爽やかさ、甘さに加えて、力強さも加わった。

『王宮の夜鬼』に出演したチャン・ドンゴン

(C)2018 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & LEEYANG FILM & REAR WINDOW. All Rights Reserved.

北朝鮮のエリート刑事を演じた大ヒット作『コンフィデンシャル/共助』では、体当たりアクションを披露。スタントに頼らない激しい格闘シーンなどにも果敢に挑戦し、アクション俳優としての存在感を見せつけた。そして同作のメガホンをとったキム・ソンフン監督と再タッグを組み、激しいアクションに挑んだのが、朝鮮時代を舞台にしたパニック・アクション超大作『王宮の夜鬼』。この作品が3月3日(水)にムービープラスで放送される。

(C)2018 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & LEEYANG FILM & REAR WINDOW. All Rights Reserved.

近年、映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』『感染家族』や、Netflixのドラマ「キングダム」など、「Kゾンビ」と呼ばれる韓国製のゾンビ作品が話題を集めているが、本作もその系譜に連なる一本だといえる。

かまれると白目になり牙が生え、人の生き血を求める"夜鬼"へと豹変する謎の感染爆発がまん延する朝鮮時代。存亡の危機に陥った朝鮮に帰還した王子イ・チョンは、国家転覆を謀ろうとたくらむ国王の側近キム・ジャジュンの野望を阻止するために戦うという物語だ。同作で王子イ・チョンを演じるヒョンビンが次々と襲い掛かる夜鬼たちをバッタバッタとなぎ倒す長剣アクションをはじめ、乗馬やワイヤーアクションなどを鮮やかにこなし、アクション俳優としてさらにパワーアップした姿を披露している。

(C)2018 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & LEEYANG FILM & REAR WINDOW. All Rights Reserved.

そしてイ・チョンの前に立ちはだかる絶対的な悪役キム・ジャジュンを演じるのは韓国を代表する名優チャン・ドンゴン。ヒョンビンとは、プライベートでも一緒の野球チームで野球を楽しむほどの親しき仲であるという。また、彼の代表作となった映画『友へ チング』をもとにした2009年のドラマ「チング ~愛と友情の絆~」では、チャン・ドンゴンが演じた主人公ドンスを、ヒョンビンが演じているなど、深い縁もある。本作で、悪役キム・ジャジュンを演じたチャン・ドンゴンは、彼が持つカリスマ性と、重厚感あふれる芝居で、圧倒的な存在感を見せつける。

ヒョンビンとチャン・ドンゴンという二大スターが繰り広げる一騎打ちは、手に汗握る迫力だ。

文=壬生智裕

この記事の全ての画像を見る

放送情報

王宮の夜鬼
放送日時:2021年3月3日(水)23:15~ほか
チャンネル:ムービープラス
※放送スケジュールは変更になる場合があります

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物