兄弟というよりカップル！？SUPER JUNIORのドンヘ＆ウニョクならではの濃密な間柄

3月16日(火)に10枚目のフルアルバム『The Renaissance』でカムバックを果たすSUPER JUNIOR。個性豊かなメンバーのひとりひとりを作品のように表現した1枚で、MCとしても活躍するリーダーのイトゥクを筆頭に、バラエティ番組に数多く出演するヒチョル、振り付けやMVの演出も手がける多才なシンドン、俳優業で際立つシウォンら、幅広い魅力を持つ彼らだからできた1枚と言えるだろう。

3月21日(日)には、＜朝から晩まで12時間連続SUPER JUNIOR特集！＞と題して、彼らの最新ライブやバラエティなど7番組がKNTVにて一挙放送される。同特集では、グループとしてはもちろん、各々の個性を生かしたユニットのライブもピックアップ。中でも、昨年11月に約2年ぶりの日本シングル「Wings」をリリースしファンを喜ばせたばかりのSUPER JUNIOR-D＆Eは、他にはない好相性ぶりで常に熱い注目が注がれている存在だ。

同い年のドンヘとウニョクからなるSUPER JUNIOR-D＆Eだが、その名を聞いてまず思い浮かぶのは兄弟...いや、もはやカップルのようなドンヘとウニョクの仲睦まじい姿。グループ内でも格段に仲のいい2人は、すでに人生の半分以上を共に過ごし、相手のことは何でも知っている間柄だ。

普段から好きな音楽やアーティストを共有したり、食事を共にしたりはもちろん、お互いに多大なる信頼とリスペクトを寄せている。SUPER JUNIOR-D＆Eでは2人が楽曲作りからダンス、ステージのコンセプトまで直接関わっていることが多く、制作の際は様々な話をしながら作業を進行。長い付き合いだからこそ通じ合う共通言語のような感覚も生かされていて、"自分が思う相方のイメージ"を曲に投影することもあるという。

SUPER JUNIOR-D＆Eの楽曲はトレンディーな音色が特徴で、世界の音楽に常にアンテナを張り、巧みに流行を取り入れるセンスに感嘆することもしばしば。ライブでのパフォーマンスも、美しいシンメトリーのバランスで魅せるキレキレのダンス、悲鳴のような歓声が沸く濃密な絡み、熱い視線を交わしながら全てを開放するカオスな盛り上がりは、どれもドンヘ＆ウニョクならではだ。

自然とノレて、楽しい掛け声で一体感を生み、時にはしっとりバラードで想いを響かせる...。2011年の結成以降、音楽とパフォーマンスの両面で"SUPER JUNIOR-D＆Eだけの個性"を追求し続け、着実に確立してきたと言える。

他にもSUPER JUNIOR内ユニットといえば、イェソン、リョウク、キュヒョンのボーカルラインからなるSUPER JUNIOR-K.R.Y.の存在が欠かせない。ズバ抜けた歌唱力を持つ3人の曲は落ち着いたバラードがメインで、SUPER JUNIOR本体とはまたひと味違った哀愁や深みのある世界観に浸ることができる。昨年リリースした日本最新シングル「Traveler」も、3人それぞれの個性ある歌声とそのハーモニーが楽しめるロマンチックな1曲となっている。

KNTVの特集内で放送される音楽番組「Power of K SOUL LIVE」では、SUPER JUNIOR-D＆EとSUPER JUNIOR-K.R.Y.による貴重なライブが楽しめる。また、特集の最後には、SUPER JUNIOR独自の公演ブランドとして、E.L.F.(ファン)の間では広く知られている「SUPER SHOW」シリーズの最先端バージョン「SUPER JUNIOR - Beyond the Super Show」もラインナップされている。

この機会に、グループとユニットとの音楽性やパフォーマンスの違いに注目しながら、彼らの底知れない魅力を改めて掘り下げてみたい。

文＝川倉由起子

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