気配り上手で一生懸命...実力派俳優キム・ガンウがみせる色んな顔に胸キュン｜Kカル！

全方位に気を配った見事な仕事っぷりに惚れる♥"麺屋ガンウ"ことキム・ガンウ

日本と同じく、本業ではないバラエティ番組で活躍する俳優さんが多い韓国。俳優としてのイメージとは違った姿を知ることができるのも、俳優さん主演のバラエティ番組の楽しみの一つです。バラエティ番組でイメージを一新させた俳優さんの一人がキム・ガンウさんです。キム・ガンウさんといえば、ソシオパスの財閥会長(『アイテム～運命に導かれし２人～』)、元FBI捜査官(『失踪ノワールM』)、秘密結社への復讐に燃える男(『ゴールデンクロス　愛と欲望の帝国」』など骨太の役が多く、闇深かったり、サイコパスだったり、後味悪い悪役だったりする印象が強いため、"なんか怖そう"というイメージを持っている方も多いのでは？でも素顔はユーモアのあるとってもナイスなおじさん。ガンウさんの素顔がわかるバラエティ番組が、『現地で食べてくれるかな？中国編』です。

『現地で食べてくれるかな？』は、海外でキッチンカーを開業した芸能人たちの奮闘する姿を映し出すリアルバラエティ。中国編のリーダーは、台湾大使館や日本の中華料理店などでも腕を振るってきた料理人歴46年のイ・ヨンボクさん。彼が、キム・ガンウさんと後輩女優のソ・ウンスさん、お笑い芸人のホ・ギョンファンさんと"チームヨンボク"を結成し、中国の山東省の都市をめぐりながら、"韓国式中華料理"を現地の人に売っていきます。ヨンボクさんに続く"次男"のガンウさんに与えられた役割は、麺係。料理中、ヨンボクさんが席を外すとヨンボクさんのフライパンを振って具が焦げるのを防いだり(それもさりげなく)、忙しくなれば大きな鍋の中に手を突っ込んで熱湯から麺を取り出して時間短縮をしたり。その全方位に気を配った見事な仕事っぷりに、いつしか"ヨンボクの右腕"として認められます。

これだけではただの"頼れる兄貴"ですが、ガンウさんは違います。「今日はこれだけ売るぞ」と勝手に決めた(？)自分へのミッションを達成するために必死になったり、ウンスさんに包丁さばきを褒められ俄然やる気になってみたり、ウンスさんにドッキリを仕掛けてみたりと、茶目っ気もあります。市場に行けば小麦粉の質までチェックし、「頭の中は麺のことばかり。本当に映画俳優ですか？」とテロップでツッコミを受ける始末。

気配りもできて、ワイルドで、お茶目で、ちょっぴり幼稚で、一生懸命。そんなガンウさんの魅力がたっぷりと映し出されているのです。
私が一番好きな場面は、ヨンボクさんから伝授された「特製ジャージャー麺」を初めて"チームヨンボク"の仲間に振舞ったとき。美味しそうに食べる三人を見て、なんとも嬉しそうな表情を見せるのです。もうその顔は「麺屋ガンウ」！その表情に惚れてしまいました。

余談ですが、ガンウさんはとても綺麗好きで暇さえあればコロコロクリーナーで掃除をしていることから、「コロコロ」と呼ばれているそうです。10年位はいて穴の空いたパンツを妻に捨てられそうになるも、その後2年くらい履き続けていたというエピソードも。
もう...好き！(あ！心の声が！)

"麺屋ガンウ"の活躍とガンウさんの素顔が詰まった『現地で食べてくれるかな？中国編』。ぜひご覧ください。

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