BTS、BLACKPINK、パク・ボゴムらが同じ壇上に！今見るとレアすぎる「AAA」の顔合わせ

韓国はもちろん、海外でも優れたパフォーマンスで活躍したK-POPアーティストや俳優を讃える"AAA"こと「アジアアーティストアワード」。その歴史は2016年からだが、トップスターが一堂に会する豪華さで年を追うごとに大きな注目を集め、MAMA(Mnet Asian Music Awards)、MMA (Melon Music Awards)と並ぶ式典として数えられている。

そんな一大イベントのスタートとなった2016年11月開催の第1回「2016 アジアアーティストアワード」授賞式の様子が、5月30日(日)にMONDO TVにて4時間にわたってオンエア。また2017年、2018年、2019年の模様も6月より順次放送される。

BTS、TWICE、BLACKPINK、SEVENTEEN、EXO...など、韓国はおろか今や世界中を席巻するトップアーティストたちが集結した2016年のAAA。この年、「ビルボート200(全米アルバムチャート)」に韓国歌手史上最高位にランクインするなど大きく飛躍したBTSは、ベストアーティスト賞を受賞し、ヒット曲「Blood Sweat & Tears」と「Fire」を披露した。近年ではド派手な演出も珍しくないが、シンプルな構成がかえって彼らの楽曲やパフォーマンスのクオリティの高さをより引き立たせる演出になっており、今となっては新鮮に映るステージだ。

BTSと同じくこの年のベストアーティスト賞に輝いたのがTWICE。当時デビュー2年目だった彼女たちは、その年の国内音楽チャートを席巻した2枚のミニアルバム『PAGE TWO』と『TWICEcoaster : LANE 1』からそれぞれタイトル曲の「CHEER UP」と「TT」をパフォーマンス。TikTokなどで流行した"TTポーズ"は日本でもおなじみだが、デビュー間もない彼女たちのフレッシュでガーリーなステージングは、近年の大人っぽい雰囲気とはまた異なる魅力が詰まっている。

また、この年にデビューを果たし、新人賞を受賞したBLACKPINKはデビュー曲「WHISTLE」と「PLAYING WITH FIRE」を披露。新人でありながら授賞式のオープニングという大役を任されるにふさわしいハイクオリティなパフォーマンスはさすがだ。今回の放送では受賞時のインタビューのみとなっているが、デビュー直後でありながらすでにカリスマの片鱗を窺わせる彼女たちの姿は必見だ。

例年、新人からスターまでトップアーティストによる華やかなステージを楽しめるAAAだが、韓国初となったK-POPとドラマの総合授賞式であるという点が最大の特徴。その年を代表する韓流ドラマ界のスターの姿が、同時に拝めるのもKカルチャー好きにとっては嬉しいところだ。

2016年にはドラマ「恋のスケッチ～応答せよ1988～」「雲が描いた月明り」などに出演し、「ミュージックバンク」のMCでもファンからの支持を集めたパク・ボゴムがアジアスター賞＆ベストスター賞の2冠を達成したほか、大賞に輝いたチョ・ジヌン(「シグナル」)や、ドラマ部門のベストアーティスト賞を獲得した「チーズ・イン・ザ・トラップ」のパク・ヘジンらが参加。

2017年は俳優として飛躍を遂げたEXOのD.O.(ド・ギョンス)や「梨泰院クラス」(2020年)で爆発的に知名度を上げたパク・ソジュン、2PMのジュノ、2018年にはINFINITEのエルことキム・ミョンスやチョン・ヘイン、2019年にはSUPER JUNIORのシウォンやチ・チャンウク...。AAAは設けられている賞も多いため、とにかく毎年のようにビッグネームたちの共演を目の当たりにすることができるのだ。

今回の特別放送を記念して、授賞式の模様をさらに楽しむためのガイド番組「アジアアーティストアワード(出演：BTS他)⾒どころガイド！」もその直前に放送。K-POPや韓流スターに造詣の深い古家正亨が案内役となり、各年のアワードの見どころを紹介する。この番組も合わせて、K-POPアーティストと韓流俳優の式典をより深く味わいたい。

文＝HOMINIS編集部

この記事の全ての画像を見る