世界的大旋風を巻き起こした「Dynamite」に続く英語曲第2弾「Butter」のリリースを5月21日(金)に控えているBTS。ティザー写真やコンセプトクリップが立て続けに解禁され、待ちに待った新曲に関する新情報が連日のように世間を賑わしている。
カムバックを前に多忙な日々を送っているであろうBTSだが、世界的ブレイクを経ても長らく共同生活をしてきた彼らのファミリーのような関係性は決して揺らぐことはない。それを証明しているのが、6月1日(火)深夜にKNTVにて放送される「おいしさの広場<ピックアップ>」でのメンバー同士のやり取りだ。
この番組は、韓国の大御所料理研究家として知られるペク・ジョンウォンとヒチョル(SUPER JUNIOR)がレギュラー出演し、韓国各地の特産物を活かしたメニューを開発し販売するというグルメバラエティ。BTSが出演したのは、韓国産豚肉の中で消費が伸び悩む"モモ肉"を活用した料理の研究に乗り出す回だ。
缶詰型の"Kハム"のPRのためジョンウォンから電話で直接依頼され、今回の出演に至ったメンバーたちは、おそろいのエプロン姿で登場。韓国で出演した当時、肩の怪我の療養中だったSUGAを除く6人が、RM&J-HOPE&JUNG KOOK(ジョングク)チームと、JIN(ジン)&JIMIN(ジミン)&Vチームの2チームに分かれ、Kハムを使った料理対決に挑んでいく。
最初はハムを缶から出すことすらできず、先行きが心配された両チームだったが、ジョンウォンに質問攻めをしながら、なんとかラーメンとジャガイモチャグリ(煮込み料理)を仕上げていった。
熱を帯びていく料理バトルで垣間見えるのが、メンバーの仲睦まじい姿だ。例えば、共に1995年生まれでクオズ(ハングルでは95をクオと発音)という愛称でもファンから親しまれているVとJIMINは、親友のようにふざけ合う仲の良さを見せる。番組でもジョンウォンをキッチンスタジオに呼び込む際の言葉遣いなど、自由気ままなVの独特な発言にJIMINがいちいち爆笑して応える姿がなんとも微笑ましい。
また最年長ながらどこか飄々としたJINに対して、JIMINが冷ややかに見守ったり、Vが注意したりと、年下メンバーにイジられる"長男JIN"の姿も愛嬌たっぷりで、メンバー間の年齢差を感じさせない家族のようなやり取りは、ファンにとってたまらないはずだ。
一方、メンバー内のもう一つの同い年(1994年生まれ)コンビであるRMとJ-HOPEのクサズ(ハングルでは94をクサと発音)は、精神年齢も高めの兄貴分で、番組でも最年少メンバーのJUNG KOOKを間に挟んで調理する姿は、まるで夫婦のよう...!?最後はJ-HOPEの言葉をきっかけにRMがKハムを宣伝するという抜群のコンビネーションで締めくくり、その息の合った安定感でグルメバラエティの"お約束"もしっかりと果たしていたのが印象的だった。
なお韓国ではこの番組の効果により、Kハムは販売と同時に即完売し、海外からの問い合わせも殺到するなど大反響を巻き起こした。商品のPRという趣旨であっても、実に楽しげに料理する彼らの自然体な姿を見ていれば、商品を手にしてみたくなるのも納得がいく。BTSの影響力の凄まじさと共に、改めて、そのバラエティ力にも驚かされてしまった。
文=HOMINIS編集部
放送情報
「おいしさの広場<ピックアップ>」#59 BTS出演回
放送日時:2021年6月2日(水)0:00〜
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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