芸術品のようなダンス!十数年を駆け抜けてきた東方神起2PMSHINeeが解き放つ圧倒的熱量

「New York Korea Festival」
「New York Korea Festival」

約5年ぶりに完全体でのカムバックを果たした2PMと、最年少メンバー・テミンの入隊直前までグループ活動を行ない、ファンを喜ばせたSHINee。両者の韓国デビューは共に2008年。グループのカラーは違えど、"同期"アイドルとして、2組は怒涛かつ充実の13年間を過ごしてきた。毎年新たなボーイズグループが続々登場する中、今なおメインストリームを走り続けているのは、彼らの並大抵ではない努力と人気があってのことだろう。

今からちょうど10年前にあたる2011年、まず2PMが5月、SHINeeが翌6月と、相次いで日本CDデビューを飾り、日本におけるK-POPブームを彼らがますます盛り上げていった。そして、2011年に再始動し、第2次韓流ブームを牽引した東方神起の圧倒的な存在感も忘れられない。そんな強烈なカリスマ性を放っていた3組は、10月には揃ってニューヨークで開催された音楽イベント「New York Korea Festival」に出演。KBS Worldにて9月26日(日)深夜に、熱狂を呼んだ同イベントでの貴重なパフォーマンスが放送される。

東方神起、2PM、SHINee...と豪華すぎる顔ぶれ!「New York Korea Festival」

(C)KBS

「New York Korea Festival」MCを務めたミンホ(写真左)

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2PMが披露したのは、「HANDS UP」と「10 out of 10」。逞しい肉体美が自慢の野獣アイドルとしてダイナミックな振り付けを売りとする彼らは、ライブの鉄板曲「HANDS UP」で会場を熱狂の渦に。一度聴けば口ずさめるキャッチーなサビは、全員でハンズアップしながら飛び跳ねるエネルギッシュな演出がクセになる。「10 out of 10」は韓国デビューシングルにも収録された1曲。ストリート感を組み込んだヒップホップサウンドと個性的なコール&レスポンスが際立つナンバーだ。

2PM(「New York Korea Festival」)

(C)KBS

2PM(「New York Korea Festival」)

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メンバーの一員、ミンホがMCという大役を務める中、SHINeeは、中毒性の高いフレーズが特徴の「Ring Ding Dong」と大ヒット曲「Lucifer」を披露。イントロから独特の曲の世界観に引っ張られる「Ring Ding Dong」は、速いテンポ感とキレのあるダンスで一気に魅了。「Lucifer」は自然と体がうずき出すビートとアグレッシブなフォーメーションダンスが圧巻だ。それぞれグループの当時の勢いを物語る2曲と言っても過言ではないだろう。

SHINee(「New York Korea Festival」)

(C)KBS

SHINee(「New York Korea Festival」)

(C)KBS

出演アーティストの中でひときわ大物感漂う東方神起は、圧倒的なキャリアに裏打ちされた力強いパフォーマンスで、「Why? [Keep Your Head Down]」と「Rising Sun」を披露した。シビれるほどの迫力と芸術品のようなダンスは、いつどこのステージで見ても本当にカッコいい。"王者"の貫禄たっぷりの佇まい、そして唯一無二の飛び抜けた存在感は何度見ても脱帽だ。

東方神起(「New York Korea Festival」)

(C)KBS

東方神起、2PM、SHINeeの3組のほかにも、BEAST、4Minute、SISTAR...など2010年代を大いに盛り上げた人気グループの豪華競演が見られる「New York Korea Festival」。10年前の貴重なライブ映像で、当時の熱狂ぶりを改めて体感してみてはいかがだろうか。

文=川倉由起子

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放送情報

New York Korea Festival
放送日時:2021年9月27日(月)1:40~
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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