何度見ても尊い関係性...！SUPER JUNIORが冠番組で垣間見せる唯一無二のチームワーク

デビュー16年目を迎える今年、7年半ぶりとなる日本アルバム『Star』や韓国10thアルバム『The Renaissance』を立て続けにリリースし、精力的な活動で幕を開けたSUPER JUNIOR。MCとしても高く評価されているリーダーのイトゥクを筆頭に、メンバー各々が卓越したスキルを持つ彼らは現在、各ジャンルでユニットや個人活動が盛んな状況だ。

ドンへとウニョクによるユニット、SUPER JUNIOR-D＆Eは、韓国1stフルアルバム『COUNTDOWN』のカムバックを間近に控えているほか、シウォンがドラマ「酒飲みの都会の女たち(原題)」、イェソンがバラエティ「私たち家族になりました(原題)」にそれぞれ出演予定。また、リョウクやキュヒョンも、その圧倒的な歌唱力を活かしてミュージカルに出演するなど、まさに"アジアNo.1マルチエンタテインメントグループ"という呼び名に相応しい多彩な活動を続けている。

次なるグループ活動も待たれるところだが、メンバーが一挙集結する大人気リアルバラエティの最新作「SUPER JUNIORリターンズ4」が、KNTVにて10月28日(木)深夜より初放送される。

同番組は2017年にスタートした人気冠バラエティシリーズで、2年間の活動休止後にリリースしたアルバム制作の裏側に120日間密着したシーズン1、爆笑必至の「リレー美食ツアー」を実施したシーズン2、全員が兵役を終え完全体となった彼らのソロ活動などに密着したシーズン3はいずれも大好評。世界各国のE.L.F(ファン)から熱い反響を得た。

最新作のシーズン4は、「リターンズ」恒例となった"ルール決め"に始まり、運動会、シンドンの新居にお邪魔して大騒ぎ...など、相変わらずの賑やかな姿が全開だ。

「メンバーと約1ヶ月ぶりに会った」と1話から再会を無邪気に喜ぶシーンには、15周年を超えても変わることのない彼らの仲の良さに思わず顔が綻ぶ。序盤は各メンバーの"TMI(Too Much Information)"やライアーゲームで大盛り上がり。どんな企画も笑いにつなげ、イトゥクやシンドンを中心にトークを熱くさせるスキルはさすがだ。

心理分析の先生がゲストに来た後半では、メンバーが何も知らずに答えたアンケートや約1時間前からの別室でモニタリングした結果で性格診断が発表。メンバーは納得したり驚いたり、さまざまな反応を見せる。

そして先生が発表したのは、「対人関係の敏感度があまり良くなく、連帯感もそこまで高くない。グループには向かない面々」、さらに「優れたリーダーのイトゥクがいなければ続かなかった」といったSUPER JUNIORとしての様々な問題点！？とっさに立って感動を噛み締めたイトゥクは「先生の口座に5万ウォンを振り込みます。このコメントをさっきお願いしました」とすぐさま笑いに変え、ガヤを入れつつも納得して嬉しそうな他のメンバーの様子に"SUPER JUNIORの温かさ"を感じられることだろう。

その後、先生から宿題として出された"自分以外の人を演じる"という課題では、それぞれが希望したメンバー役でコーナーが進行。早速、最年長のリーダー、イトゥク役に立候補した"マンネ(最年少)"のキュヒョンは、声を張ったオーバーリアクションでノリノリに場を仕切り、周囲の爆笑をさらう。

シウォン(キュヒョン役)、ウニョク(イェソン役)、イトゥク(キュヒョン役)も、相手の特徴を捉えた言動で盛り上がるほか、笑うと近くの人をバシバシ叩くドンヘをシンドンが再現し、一方のドンヘもシンドンの豪快な笑い方をコピー。お互いのキャラを熟知するからこその"なりきり演技"で、笑いが止まらないメンバーたち――こういう時のSUPER JUNIORは本当に尊い。長年続くグループならではの唯一無二のチームワークを改めて実感することだろう。

ほかには、ドンヘとイェソンがMCを務める架空のトーク番組コーナーも必見だ。まさに「SUPER JUNIORの本領発揮！」と言わんばかりにふざけまくるメンバーをゲストに迎え、トークが得意(！？)な2人が見せるコンビネーションや自由な振る舞い、素直に困惑する表情は、この番組でしか見られない姿だろう。

そうしたメンバーたちの素顔をあらゆる角度から楽しめ、E.L.Fからの信頼も厚い「SUPER JUNIORリターンズ」。見終わった後は今までの何倍も彼らの虜になっているに違いない。心の底から笑える濃厚なプログラムをゆっくり楽しんでほしい。

文＝川倉由起子

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