ジェジュンならではの「人間力の高さ」が随所に！密着旅行記で覗かせるありのままの素顔

自身のこれまでの道のりを振り返り、新たな夢を探す自伝的ストーリーを収めたドキュメンタリー映画『ジェジュン：オン・ザ・ロード』が話題を集めたジェジュン。過去から現在、そして未来への不安や夢を"一人の男性"として率直に伝える姿は大きな反響を呼んだ。

もはや説明不要の大スターでありながら、親しみやすく飾らない人柄でもファンを魅了するジェジュン。『ジェジュン：オン・ザ・ロード』とはまた異なるアプローチで放送された、南米一人旅に密着したバラエティ「トラベルバディーズ」(2020年)も、"ごく普通の青年"としての素顔が大いに楽しめるものだった。そんな好評を受けて「トラベルバディーズ」のシーズン2が約1年ぶりにカムバック。10月31日(日)より衛星劇場にて日本初放送される。

「トラベルバディーズ」は、ジェジュンが旅先で見知らぬ相棒"バディーズ"に出会いながら、これまで一度も経験したことのないことに挑戦する旅行バラエティ。シーズン1では、初の一人旅という不安を抱えながらも一緒に旅する仲間を見つけ、情報交換をしたり、語り合ったり、別れを惜しんだり...という特別な時間を過ごす姿が視聴者の目にも新鮮だった。

今回のシーズン2は韓国での国内旅行記で、よりリアルな"旅行"を求めてスタッフは最小限、ヘアメイクも同行せず。できる限り"撮影"感のないシチュエーションで敢行。プライベート感がより増した道中では、見たことのないジェジュンの表情に期待が高まっている。

同番組のオンライン制作発表会では「人間より動物との触れ合いがとても良かった」と冗談を言って湧かせていたが、韓国の様々な土地を訪れ、見知らぬ地元の人はもちろん、動物にも愛情たっぷりに寄り添ったジェジュン。さらに「起きて朝に晩酌する日もあった」とも明かしており、本来なら家族や身近な友人にしか見せない、ありのままのジェジュンの素顔が前シーズン以上にカメラに収められている。

記憶に残るロケ地として挙げたのは、「1ヶ所だけ意外な場所があった」と自身が軍服務をした龍仁(ヨンイン)。そこでのキャンプは不思議な感覚を味わったと言い、「トラベルバディーズ」シリーズの"距離感"だからこそ引き出された、彼の知られざる感情が透けて見える。

"そのまま"をカメラに映すドキュメンタリー番組は、どんな有名人でも成立するわけではない。ジェジュンは、どこを切り取られても絵になる高い人間力を備えているばかりか、むしろ、素顔を覗かせることで魅力がひと際輝く稀有な存在だ。つい癒されるユニークな言動、制作陣の罠にかけられたときの彼らしい素直なリアクションなど、他のバラエティでは見ることのできない貴重なシーンにぜひ注目してほしい。

文＝川倉由起子

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