今年でデビュー5周年を迎えているBLACKPINK。9月にはYouTubeの登録者数が最も多いアーティストとして、あのジャスティス・ビーバーを抜いて世界一に躍り出るなど、世界で最も世界的な成功を収めているガールズグループと言っても差し支えないだろう。
さらに、今年の3月にはROSÉ(ロゼ)、9月にはLISA(リサ)がそれぞれソロデビューを果たし、ともにビルボードHOT100(米シングルチャート)において、K-POP女性ソロアーティストとしてはトップ2となる順位を独占した。JISOO(ジス)もチョン・ヘインと共演する初主演ドラマ「雪降花:SNOWDROP」がまもなく韓国放送を迎えるなど、ソロでも充実した活動を行っている。
ガールクラッシュの代表格としてクールで神秘的なオーラを放っているBLACKPINKだが、その一方で、韓国のバラエティなどで覗かせる、親近感溢れるチャーミングな素顔も大きな魅力だ。
そんな彼女たちの等身大の姿を存分に味わえるのが、K-POPアイドルスターたちの隠れた魅力を発見していくバラエティ番組「週刊K-POPアイドル」。「もう一度見たい!BLACKPINK特集!」と題し、デビュー直後のBLACKPINKが出演した#277と#310をまとめた#521(2021年7月21日放送回)が衛星劇場にて11月28日(日)にオンエアされる。
デビューからわずか3ヶ月、BLACKPINKにとってバラエティ初出演となった#277では、MCから促されるままに自己紹介する流れに。しかし、JENNIE(ジェニー)は自分の順番になって緊張したり、JISOOは挨拶中になぜか笑い出してしまったり...と、出だしからとにかくグダグダ。まだ多くの謎に包まれていた彼女たちが"身近"な存在だと明らかになった瞬間だ。
気を取り直して、ランダムに流される自分たちの楽曲を間違えずに踊ることができるかを試す番組の名物コーナー"ランダムプレイダンス"に挑戦。目の色が変わったようにクールかつキュートなダンスを披露するが、次々と切り替わる曲に苦戦してしまう。
ROSÉがどこか不安げな表情で「Whistle」を踊ったかと思えば、「Playing with Fire」に曲が変わった途端、JISOOがJENNIEの進行方向を体でブロック...。これを見逃さなかったMCたちから突っ込まれる場面もあり、「わざと彼女にぶつかったんです。まだテレビではやったことがなかったけど...」と、今踊った不自然なダンスがオリジナルの振り付けだと釈明。茶目っ気のある言動がなんとも初々しく、チャーミングな印象だ。
その約8ヶ月後に出演した#310でも、"ランダムプレイダンス"にリベンジ。持ち歌の数も増え、難易度が前回と比べて格段と上がる中、またもやJISOOが怪しげな動きを連発。LISAが踊る位置とかぶってしまうと、今度は「LISAがめちゃくちゃだった」と責任を押し付けようとする場面も。一方、必死に言い逃れようとする2人を尻目に、どこ吹く風といったROSÉとJENNIEは2人でじゃれ合うなど、仲睦まじい4人の振る舞いがとにかく微笑ましい。
この"ランダムプレイダンス"のほかにも、倍速ダンスにチャレンジしたり、デビュー前に出演した恥ずかしい映像を見て赤面したり、ヅラや被り物をしてカラオケで盛り上がったり...と、はしゃぎまくりの4人。現在のハイブランドのアンバサダーを務めるカリスマ的な姿からは想像がつかないほど身近に感じられる。
最近でも、ソロ活動を活発に行っているLISAが、DJスネイクの新曲「SG」(10月22日配信リリース)に参加。共に参加するオズナやメーガン・ザ・スタリオンといった名だたるスターと肩を並べるなど、その活躍ぶりからはK-POPアイドルの枠を飛び越えたスケールを感じさせる。
4人それぞれが自身の持ち味を発揮し、グループとしての勢いも目覚ましい今、デビュー直後に見せた"K-POPアイドル"らしい貴重な姿を、改めて目に焼き付けておきたい。
文=HOMINIS編集部
放送情報
週刊K-POPアイドル #521
放送日時:2021年11月28日(日)23:00~
チャンネル:衛星劇場
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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