世界トレンドを賑わす人気ぶり！ATEEZがデビュー3周年を経て見据える「進化の先」

新年早々、大規模なワールドツアー「THE FELLOWSHIP:BEGINNING OF THE END」をスタートさせたATEEZ。韓国・ソウルを皮切りにスタートした同ツアーは、現地時間・1月18日に行われたシカゴ公演時、"#ATEEZWORLDTOUR2022"がTwitterの世界トレンドを賑わすなどグループの世界的人気を改めて証明した。

1月23日には韓国で開催された「第31回ソウルミュージックアワード」の本賞にも選出され(ATEEZは映像出演)、次世代K-POPスターとしての確固たる地位を築きあげている。

そんなATEEZがデビュー3周年を迎えた直後の昨年11月14日に開催したオンラインコンサート「ATEEZ XR SHOW [FEVER : eXtended edition]」。XR技術を駆使した同公演は、既存のライブ配信とは異なり、ステージのみならずVCR映像にもこの最新技術を活用。現実世界と仮想世界を融合させた演出でATEEZの世界観を表現し、彼らをすぐ目の前に感じられるような臨場感溢れるステージに仕立て上げた。

公演日よりも前からアナウンスされていた縦6m×横24mの大型LEDウォールは凄まじい迫力で、都会的なビルの屋上、ダークなアジト空間...など、様々な場所(セット)を行き来しながら時空を超えたように進むライブは鮮烈だ。

デビューアルバム『TREASURE EP.1：All To Zero』のタイトル曲「Pirate King」「Treasure」のMVの背景だったモロッコのサハラ砂漠とトドラ渓谷をそのまま再現したような「Desire」は圧倒的スケールで、ATEEZのいつもと一味違うステージの魅力が前面に。次から次へ繰り出される非現実の世界は、視覚的な楽しみも大いに盛り込んだ構成となっている。

昨年12月4日に日本デビュー2周年も迎え、日本での人気も右肩上がりの彼らだが、その濃密なヒストリーは「ATEEZ 密着ドキュメント TREASURE OF K-POP～韓国から日本までSP 完全版～」でも確認することができる。韓国音楽番組出演時の舞台裏やレコーディング現場、日本デビューイベントなど、様々な活動のバックステージから独占インタビューまで、ここでしか見られないATEEZの素顔満載のプログラムは必見だ。

昨年、「ビルボード200(米アルバムチャート)」初ランクインを経験し、今年に入ってからも1stアルバム『TREASURE EP.FIN：All To Action』のタイトル曲である「WONDERLAND」のMVがYouTube再生回数1億回を突破するなど勢いに乗るATEEZ。現在開催中のワールドツアーを経て、さらに飛躍すること間違いなしの彼らから2022年も目が離せない。

文＝川倉由起子

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