チュ・ジフン、陰を感じる物憂げな瞳に吸い込まれてしまう魅力とは！？｜Kカル！

ブラックホールの魅力を持つチュ・ジフン

2006年に『宮～Love in Palace』(以下、『宮』)でブレイク。その後スクリーンとTVを行き来しながら、主演俳優の道を歩み続けるチュ・ジフンさん。近年は、ドラマ『キングダム』や映画『神と共に』シリーズなど、恋愛色を消した作品で存在感を放っています。

色黒の肌に涼しげな目元の顔立ちとすっきり無駄のない体型、陰を感じる物憂げな佇まいを見ていると、彼の瞳の中に吸い込まれてしまうような不思議な魅力があることから、『宮』時代には、"ブラックホール"の愛称で呼ばれていました。一見しんと冷たい印象を持ちますが、素顔は、というと、陰とは真逆の、おしゃべりでマインドオープンな陽キャラ。さらに天然という一面も持っていて、表面的なイメージとのギャップに驚いてしまいます。『キングダム』に続き、今回、『智異山〈チリサン〉(原題)』で再タッグを組んだキム・ウニ作家も、チュ・ジフンさんの素顔について「"意外に"優しくて純粋な魅力があって、いつでもポジティブな人」と話しています。

最新作『智異山〈チリサン〉(原題)』は、智異山を舞台に、山岳救助隊の命懸けの救助活動と、山中で起こる謎の死亡事故の真相を描くミステリードラマです。チュ・ジフンさんは、智異山で軍事訓練中、部下を亡くしたことをきっかけに、智異山で亡くなる人たちの幻影が見えるようになった元陸軍大尉で、軍人から山岳救助隊に転身し、山中で起こる連続死亡事故の真相に迫る新人レンジャー ヒョンジョを演じています。軍人出身らしく、冷静で身体能力も高く、仲間への情も厚い。同じ仕事仲間だったらかなり頼もしい役柄です。

実はチュ・ジフンさんは登山マニア。『キングダム』の撮影の合間にも周辺の山登りをしていたそうです。それを知っていたキム・ウニ作家は、『智異山〈チリサン〉(原題)』にチュ・ジフンさんがキャスティングされたことを聞き「大万歳！」と思ったとか。『智異山〈チリサン〉(原題)』の撮影前には、チュ・ジフンさんがキム・ウニ作家を誘い、3泊4日の智異山遠足をしたんだそうです。山の中で台本を読みながら、ドラマのイメージをふくらませたりもしたのでしょう。

今作では、険しい岩壁を登ったり、高い山からロープをたらして下降したりと、登山マニアのプライドをかけた(？)躍動感溢れるワイルドな演技を見せてくれています。その男臭さといったら♥『智異山〈チリサン〉(原題)』でも、ブラックホールのような魅力を放つチュ・ジフンさん。その魅力にぜひはまってみてください。

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