約2年ぶりの来日公演に沸くTWICE、各国で依然高い人気を誇る「完璧なステージ」の背景

「MORE&MORE」(「ミュージックバンクダイジェスト~TWICE出演回」より)
「MORE&MORE」(「ミュージックバンクダイジェスト~TWICE出演回」より)

(C)KBS

4月23日(土)~25日(月)の3日間、約2年ぶりとなる来日公演『TWICE 4TH WORLD TOUR III in JAPAN』を東京ドームで開催するTWICE。3月16日に発売された4thベストアルバム『#TWICE4』を皮切りに、5月には日本デビュー5周年記念DVD『T・W・I・C・E』、7月には日本4thアルバムが発売予定と、ここへ来て大きなトピックが相次いでいる。

韓国デビュー7年目を迎えるTWICEは、入れ替わりの激しいK-POP界において、現在も韓国ガールズグループNo.1で在り続けている。事務所の後輩であるITZYを筆頭に、aespa、IVE、Kep1erら"第4世代"のガールズグループの勢いが加速する中、ワールドツアーを敢行するなど、各国で依然高い人気を誇っているのは快挙としか言いようがない。

そんな彼女たちの魅力の根源にあるのは、圧倒的なビジュアルだけに頼らない歌&ダンスのパフォーマンス力だ。絶対的センターのナヨン、頼れるリーダーのジヒョら9人それぞれの個性と感情表現が豊かで、それが最大限生かされたときの煌めきは唯一無二。トップスターとなっても努力を惜しまない完璧なステージの躍動感と華やかには男女問わずワクワクさせられる。

TWICEのヒット曲「Feel Special」(「ミュージックバンクダイジェスト~TWICE出演回」より)
TWICEのヒット曲「Feel Special」(「ミュージックバンクダイジェスト~TWICE出演回」より)

(C)KBS

今回は、韓国の国民的音楽番組「ミュージックバンク」に出演したパフォーマンスと共に、TWICEの中毒性の高いヒット曲が楽しめる「ミュージックバンクダイジェスト~TWICE出演回」がオンエア。セレクトされた楽曲の中から印象的な4曲を紹介すると、まず挙げられるのが「MORE&MORE」(2020年)。韓国9枚目のミニアルバム『MORE&MORE』のタイトル曲で、清涼感のあるトロピカル・ハウスのリズムが印象的なナンバー。ファンタジックなセットに佇む彼女たちが一人ずつアップで抜かれ、全編に渡って緻密に計算された複雑なフォーメーションダンスを披露していく。

「Feel Special」(2019年)は韓国8枚目のミニアルバムのタイトル曲で、洗練されたサウンド感のアップチューン。煌びやかな照明をバックに、セクシーな衣装に身を包んだメンバーが強くしなやかなダンスで魅了する。細部までこだわりを感じる難易度の高い振り付けから、彼女たちが長らくガールズグループのトップに君臨する理由がきっと分かるに違いない。

「FANCY」(「ミュージックバンクダイジェスト~TWICE出演回」より)
「FANCY」(「ミュージックバンクダイジェスト~TWICE出演回」より)

(C)KBS

「FANCY」(2019)は、日本でも大ヒットした「TT」などTWICEのヒット曲を手掛けた作曲チームによる楽曲。「Dance The Night Away」(2018)はNiziUもダンスカバーをした軽快なサマーソング。両曲とも一緒に踊りたくなるような振り付けで、コピーダンスでも人気を誇っている。その「真似したい!」という憧れと親しみやすさも、現在のTWICE人気を底上げしている重要なファクターだ。

「Dance The Night Away」(「ミュージックバンクダイジェスト~TWICE出演回」より)
「Dance The Night Away」(「ミュージックバンクダイジェスト~TWICE出演回」より)

(C)KBS

これまでのどのガールズグループとも異なる魅力で、自分たちの新たな地平を切り開いているTWICE。過去の楽曲とパフォーマスに改めて触れることで、"K-POPクイーン"としての絶対的な存在感と足跡を確認してほしい。

文=川倉由起子

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放送情報

ミュージックバンクダイジェスト~TWICE出演回
放送日時:2022年5月2日(月)5:35~
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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