今年1月に1stミニアルバム『FIRST IMPACT』でデビューした9人組ガールズグループ・Kep1er。タイトル曲「WA DA DA」の反響ぶりは凄まじく、MVが公開から約3ヶ月半で1億回再生を突破したほか、日本でもデビュー前にも関わらず地上波音楽番組で初パフォーマンスを披露。TikTokでも「#WADADAchallenge」のハッシュタグが大人気...と、スーパールーキーとして早速その頭角を示している。
世界中で放送された日中韓合同オーディション番組「Girls Planet 999:少女祭典」を勝ち抜いたメンバーで結成されたKep1erは、韓国人6人、日本人2人、中国人1人からなるグローバルグループ。日本人メンバーのマシロは元JYP練習生で、歌・ダンス共に高い実力を持つ努力家。もう一人の日本人メンバーであるヒカルも、桁違いにハイレベルなラップと癒しのスマイルが特徴。さらにTOMORROW×TOGETHERのヒュニンカイを兄に持つヒュニン・バヒエが在籍するなど、個性豊かなメンバー構成でも注目を集めている。
そんなデビュー直後のKep1erが、K-POPアイドルの魅力や素顔を届ける音楽バラエティ「週刊K-POPアイドル#547(2022年2月2日韓国放送)」に出演。まずは、挨拶代わりともいうべき代表曲「WA DA DA」をパフォーマンスし、クールな表情やキュートな笑顔で、冒頭から視聴者をクギヅケにしていく。
番組恒例のカバーダンスコーナーでは、ロールモデルに挙げる少女時代の「THE BOYS」をキレのある動きで完コピ。そして、0.5秒だけ再生される楽曲の歌手名とタイトルを当て、そのダンスを踊る「WA DA DA!0.5秒音楽クイズ」にも挑戦。3チームに分かれて全力のバトルを繰り広げる彼女たちは、悲鳴のような歓声を上げながら大盛り上がりを見せる。
特に、パフォーマンス力に定評があるヨンウン&ダヨン&マシロのチームが、「Dynamite」(BTS)を息ピッタリに踊るシーンは、これが即興とは思えないほどメリハリのあるダンスが圧巻。これには他のメンバーも感嘆しきりだったが、そんな中で、ドヤ顔で踊るヨンウンのノリの良さも実にチャーミングだ。また、ヒカルがひとり前に出て「Dreams Come True」(aespa)を踊る場面では、そのあまりに大胆なセクシーダンスぶりに、他のメンバーが「あなたはたったの19歳!」「そんなことしないで!」と笑ってツッコむほど大興奮。
他にも「LOCO」(ITZY)、「英雄; Kick It」(NCT 127)といった大ヒットナンバーが次々に出題。K-POPメドレーとしても楽しめるが、何より即興ですぐに踊る彼女たちのポテンシャルには驚きの一言だ。
9人という大所帯グループながら、誰一人カブることのない個性とダンススキルの高さが持ち味のKep1er。新世代ガールズユニットとして、一気に駆け上がっていくであろう彼女たちの際立ったキャラクターと実力は、今回の「週刊K-POPアイドル#547」にギュッと凝縮されている。まだ瞬時に9人が見分けられない...なんて人にも最適なバラエティだけに、貴重な機会と言えそうだ。
文=川倉由起子
放送情報
週刊K-POPアイドル#547(Kep1er出演回)
放送日時:2022年5月15日(日)23:00~、5月20日(金)13:30~
チャンネル:衛星劇場
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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