海外ドラマ「ブラックリスト」は全米での放送開始以来、高視聴率を獲得し続けているジェームズ・スペイダー主演のアクション・サスペンスドラマだ。早々とシーズン10更新が決まった大人気シリーズのシーズン9が独占日本初放送される。
エリザベスの死から2年後。クーパーはエリザベスの娘アグネスの養父となり、レスラーはデトロイトに帰郷、アラムは友達と起業し、パクはFBIの訓練教官に。デンベはFBI捜査官になっていた。潜入捜査で台湾産の最先端マイクロチップを盗もうとした男を取り逃がし、デンベは大やけどを負い、相棒は射殺された。「巨悪」レディントンを失った世界で悪の暴走が始まっていたのだ。
かつてのチームの仲間たちはエリザベスへの愛から、「ブラックリスト」チームとして復活する。
海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメ」にて5月31日(火)からの放送に先駆け、レイモンド・"レッド"・レディントン役のジェームズ・スペイダーにインタビューを敢行。作品についてのこだわりなどを語ってもらった。
――シーズン8が衝撃的な終わりを迎えました。 エリザベスを失ったことで、シーズン9ではキャラクターやストーリー展開にどのような影響があるのでしょうか?
「かなり大きく影響を受けています。シーズン9の始まりは2年後です。皆の人生が大きく変わりました。タスクフォースのメンバーもレディントンも、別の人生を歩んでいます。そして一連の状況、ある種の予期せぬ事態によって彼らは集まる事になり、シーズンが始まります」
――ネタバレしない程度にシーズン9について教えて下さい
「この作品はシーズン9になっても、本来のあるべき姿のままです。作品に携わってきた私達は当初から今も変わらず、同じことに興味があります。それは、非礼さ、感情、驚き、謎など複数の要素が混ざり合っているところです。シーズン9の見どころや今までのシーズンと違うところは、レディントンの中で明白な二面性が存在している事です。前シーズンで彼は多くのものを失ったので、リスクが高くなっても今は失うものが少ない。危険な雰囲気で、今までと違う事をやりかねない状態です」
――シーズン9の脚本を読んだ時の感想をお聞かせください
「レディントンはしばらく姿を消していました。彼はあちこちで仕事の話を聞いているけれど、社会から離れた生活をしていて、ある姉妹と暮らしています。彼は社会に戻ることにとても抵抗があります。ささやかな安らぎと平穏を見つけたからだと思います。そういう意味で彼は幸せだと感じました」
――シーズン9で視聴者が期待できる事は何でしょうか?ゲストスターやキャラクターの復帰などですか?レディントンはシーズン9でどのように進化や変貌を遂げるのでしょうか?
「シーズン9でもこの作品らしさを失っていません。毎シーズン、しばらく姿を見せなかったキャラクターが突然戻ってきたり、前のエピソードや前のシーズンで蒔かれた種が何シーズンか後に突然実を結んだり、そういったこの作品の要素は他のシーズンと同じようにシーズン9でもドラマチックに存在していると思います。 ゲストスターやサプライズ、さまざまな出来事も含めてです。そして、シーズン8とシーズン9の間の2年間に、特定の登場人物達に何が起きていたのかにも触れています。だから本当にシーズン9は盛りだくさんです。本作は国によって放送時期が異なると聞いています。シーズン9はすでにアメリカで放送されていますが、私が信頼しているとても親しい友人たちが、シーズン9はこれまでの中で一番好きな要素を含んでいると言っていました。これは、この作品が新たな形で進化し、発展し続けているという事実を如実に物語っていると思います」
――レディントンはFBIとの関係で優位な立場をどう維持しているのですか
「彼はボス気質です。それが彼の本質です」
放送情報
ブラックリスト シーズン9
放送日時:2022年5月31日(火)22:00~
【二カ国語版】毎週(火)22:00~ほか、【字幕版】毎週(水)0:00~ほか
チャンネル:スーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメ
2022年6月5日(日)19:00~第1話【字幕版】スカパー!無料放送
※放送スケジュールは変更となる場合があります
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