Felixの低音ボイスに魅了される！躍進中のStray Kidsが世界に向けて放つ「強烈な世界観」

世界11都市21公演を巡るワールドツアー「Stray Kids 2nd World Tour "MANIAC"」を開催中の8人組ボーイズグループ・Stray Kids。6月には、その日本公演が兵庫(神戸)と東京(代々木)で行われ、約2年半ぶりとなる来日公演が大きな話題を呼んだばかり。6月22日にリリースされた日本2ndミニアルバム『CIRCUS』のリード曲で、Bang Chan(バンチャン)、Changbin(チャンビン)、HAN(ハン)からなるグループ内ユニット・3RACHAが手がけた「CIRCUS」が世界初披露されたことも大きな注目を集めた。

■世界中に吹き荒れる"スキズ旋風"！代表曲「MANIAC」が放つ強烈な世界観

そんなワールドツアーが間近に迫っていた3月、6thミニアルバム『ODDINARY』が「ビルボード200(米アルバムチャート)」で首位を獲得。このK-POPアーティスト史上3組目となる快挙は大反響を呼び起こし、リード曲の「MANIAC」のMVは6月末時点で再生回数1億回を突破するなど、全世界に"スキズ(Stray Kids)旋風"が巻き起こっている。

「CIRCUS」と同じく、3RACHAが作詞・作曲を手がけた「MANIAC」は、斬新なサウンドと中毒性の高いリフレインが特徴で、世間が当たり前だと思っている考えから抜け出し、自分の内面を見せることを歌ったナンバーだ。サビではガラッと雰囲気が変わり、Felix(フィリックス)が放つクールな低音ボイスが楽曲を引き締める。Hyunjin(ヒョンジン)を筆頭に、攻撃的なダンススタイルもインパクトに溢れ、1曲を通じてエキサイティングで強烈な世界観に胸を掴まれる仕上がりとなっている。

■25年ぶりに復活した「歌謡トップ10」に、スキズやBilllie(ビリー)らが出演

『ODDINARY』のリリース直後には、グローバルチャートを基盤とするユニークな音楽番組「バーチャル歌謡トップ10」に出演したStray Kids。

"K-POPアーティストとバーチャル世界の出会い"をコンセプトに据えた同番組は、1980～1990年代に韓国の地上波・KBSで放送された伝説の音楽番組「歌謡トップ10」を約25年ぶりに復活させた企画で、番組内の仮想空間"Quantum Oasis(クアンタム・オアシス)"でアーティストとファンの時空を超えた出会いが実現するなど、今までにない斬新な切り口が話題になった。さらに「歌謡トップ10」時代のフォーマットを引き継ぎ、当時は5週連続1位のアーティストに贈られていた"ゴールデンカップ"が、1位のアーティストに授与される...という取り組みも注目を集めた。

「バーチャル歌謡トップ10」初のゴールデンカップ候補で登場したStray Kidsは、ネオン輝く街の映像をバックにした独特のバーチャルステージで「MANIAC」をパフォーマンス。スタイリッシュかつダイナミックな奥行きもある"Quantum Oasis"は視聴者にまた新たな刺激を与えること必至で、その空間でパワフルに躍動する8人のメンバーには、思わず目が惹きつけられてしまうことだろう。

初回出演者には、ツキ、ハルナら2人の日本人メンバーを含む注目のガールズグループ、Billlie(ビリー)が2ndミニアルバムのタイトル曲「GingaMingaYo」を披露したほか、ソラ(MAMAMOO)、Brave Girls、CRAVITYら人気者たちが名を連ねている。

世界水準のグローバルチャートに基づき、今の時代ならではの新感覚のステージを届ける「バーチャル歌謡トップ10」。"ゴールデンカップ"の行方にも注目しつつ、普段とは一味違う各アーティストの魅惑のパフォーマンスに胸を高鳴らせてほしい。

文＝川倉由起子

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