SHINeeの中でも礼儀正しいと評判のONEW(オンユ)、周囲への敬意を常に忘れないリーダーとしての姿勢

7月8日の日本武道館公演を皮切りに、自身初となる日本ソロツアー「ONEW Japan 1st Concert Tour 2022 ～Life goes on～」を開催しているONEW(オンユ)。

SHINeeのリーダーであり、メインボーカルを務めるオンユは、今回のツアーでも披露している日本1stソロアルバム『Life goes on』を7月6日にリリース。聴けば一発でオンユと分かる特徴的な歌声は年齢を重ねるごとに研ぎ澄まされ、その優しく包み込むようなボーカルの才を遺憾なく発揮している。

そんな日本ツアーを間近に控えていた4月、オンユが韓国で出演したリアルバラエティが「働き手の誕生」だ。人手が必要な視聴者を助けるために韓国のスターたちが力仕事を手伝う番組で、8月18日(木)にはオンユ(SHINee)の出演回がKBS Worldにて日本初放送される。

慶尚北道の北西部にある聞慶(ムンギョン)のチュクムン村に"新人働き手"として訪れたオンユ。「どうしてSHINeeが(ここにいるの)？」と驚く出演陣に、彼は朗らかな笑顔を見せながら「一緒に仕事をしに来ました」と誠実に応対し、村人たちの心をあっという間に掴んでしまう。その後、工事に必要な重い資材を率先して運ぶなどアクティブに活躍。"働き手"としてのパワーを見せつけるだけでなく、細やかな気配りで信頼も勝ち得ていく。

作業が難航する場面では、「歌が上手だから歌で解決して」とまさかの無茶ぶりを受け、天使の声色＆コブシの効いた歌声で応える場面も。農地の真ん中で歌ってくれるとは思いもしなかった周囲の人々からは、大きなどよめきも漏れ聞こえ、現場は何とも和やかなムードに。彼の気さくな性格とサービス精神が垣間見える、見逃せない1シーンだ。

カリスマ性溢れるステージでの姿とはまた違う、力仕事に勤しみながら汗水を流すオンユの表情は貴重なショットの連続。誰かの役に立ちたいという一心で、ヘルメットと軍手を装着して黙々と作業するオンユの誠実さが、番組内の様々なシーンに滲み出ている。

SHINeeの活動でも礼儀正しいことで有名なオンユだが、番組の中では、村の年配の方々にも常に90度のお辞儀で挨拶。ステージと全く変わらない角度で敬意を示す姿はさすがリーダー。どんな場所でも人間としてプロフェッショナルな姿を見せるオンユの魅力に溢れた、貴重なリアルバラエティと言えそうだ。

文＝川倉由起子

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