スメンパのドラマメイカー ノ・テヒョン、"狂気"とダンスの実力で台風の目となることはできるのか？｜Kカル！

魅力満点のエンターテイナー ノ・テヒョンのポテンシャルは無限大！

昨年、韓国で社会現象を巻き起こした『STREET WOMAN FIGHTER』(通称、スウパ)の男性版『STREET MAN FIGHTER』(以下、スメンパ)が、8月16日、ついにMnetで日韓同時放送スタート。第1話から、クルー同士の火花飛び散る威嚇合戦、参加ダンサーたちの強烈なキャラクターで、早くも視聴者たちを夢中にさせています。

スメンパは、8組の男性ダンスクルーが『韓国NO.1ダンスクルー』の称号を得るべく、様々なミッションやバトルを繰り広げる番組。放送前には、番組出場のために結成される即席プロジェクトクルー"MBITIOUS"を選抜する番組『Be Mbitious』も放送され、本放送までの期待感を煽りました。

『Be Mbitious』で選抜された"MBITIOUS"には、イ・ホウォンさん(元INFINITEホヤ)や、イケメンダンサーのキム・ピョンヤさんなどが合格。その中で、特に話題を集めているのが、元HOTSHOTのノ・テヒョンさんです。

ノ・テヒョンさんといえば、16歳から有名クランプクルーに所属しダンサーとして活動した後、アイドルグループHOTSHOTの一員として芸能界デビュー。しかし、注目を得ることはできず、満を辞して挑戦した『PRODUCE 101 シーズン2』でもWanna One入りが叶わず。その後、期間限定グループJBJの一員として活動しますが、28歳となった現在は、ソロで活動する苦労人です。しかし、エンターテイナーとしてのポテンシャルは計り知れません。ダンスは、圧倒的なクランプスキルで"クランプの天才"と言われています。センスのいい振付師としての顔もあり、ボーカル力も秀でています。なによりリアルバラエティの申し子とでも言いたいくらい、TVというものをよくわかっています。何をすれば番組が盛り上がるのか、番組を沸かすことができるのか、どんなキャラで行けば話題になるのか、しっかりと把握して動くのです。だから彼は常にドラマメイカー。例えば、MBITIOUSに選ばれた時には「おもしろくない？　アイドルがダンサーの中で一位になったら」とニヤリと笑い、プロダンサーたちに宣戦布告。熾烈な戦いもニヒルな笑みを浮かべて「面白くなってきた」と「負けるなんてありえない」と強気に発言し、「狂気」というニックネームがつきました。スメンパの1話では、クランプダンスの世界チャンピオンのPRIME KINGZのリーダーTRIXさんを指名して見せ場を作りました。

"狂気"と呼ばれるノ・テヒョンさんですが、素顔はとってもおちゃめ。もともとダンサーだったため、参加しているダンスクルーの中にも仲のいいダンサーたちがちらほらといて、カメラが回ってないところでは彼らにちょっかいを出したり、出されたりしているところを見ると、先輩方に可愛がられているのがわかります。そして涙もろく仲間思いなところも。これは『PRODUCE 101 シーズン2』に出演したときの話ですが、自分も喉から手が出るくらい望んでいたWannaOne入りという夢を同僚のハ・ソンウンさんが叶えたとき、素直に泣いて喜んだというエピソードがあります。

JBJ時代、一度取材をさせていただく機会がありました。最年長でキャリアの長いノ・テヒョンさんは、メンバーたちにポーズや立ち位置を指示するなど、リーダーシップを発揮していました。インタビューでは、こちらの意図をしっかりと汲み、答える姿に、とてもクレバーな人という印象を持ちました。

魅力満点のエンターテイナー ノ・テヒョンさんは、スメンパでどんなドラマを作り出してくれるのでしょうか。ノ・テヒョンさんの活躍が楽しみです。

この記事の全ての画像を見る