「おれパラ」15周年のアニバーサリーに、小野大輔鈴村健一森久保祥太郎寺島拓篤が愛を語る

ランティスレーベルに所属の男性声優たちによる音楽の祭典「Original Entertainment Paradise」略して「おれパラ」。小野大輔、鈴村健一、森久保祥太郎、寺島拓篤というホストが、個性溢れるパフォーマンスを披露するライブイベントも、2022年度の開催で15周年を迎えた。今回は「Original Entertainment Paradise -おれパラ- 2022 This 15 It」から、2022年12月18日に開催され、大千秋楽となった東京・両国国技館 DAY 2公演の模様をレポートする。

昨年のおれパラ「TERMINAL」からホスト4人がゲートをくぐるシーンがオープニング映像としてモニターに映し出される中、 小野、鈴村、森久保、寺島がステージに登場。今回の新テーマソング「Born to be Paradise」をパワフルに歌い上げる。曲の途中では、この日のゲスト・豊永利行が「また来たわよー」と元気に挨拶しながら登場し、5人での歌唱で会場を盛り上げた。

2008年から始まった本イベントの歴史を公式マスコットキャラクター・おれっくまが案内しながらのメンバー紹介映像に続き、鈴村が「Life is like it」を熱唱。「HIDE-AND-SEEK」の間奏では、タイトルをもじって、ステージ上で寝そべってのかくれんぼごっこで会場を盛り上げた。MCで鈴村は「おれパラ」の15年、そして2022年を振り返ってのトークを展開。「子どもも生まれて、人生が変わった年でした。変わることに勇気がいる人もいるかもしれませんが、変わった人生が楽しくて、変わることって悪いことじゃないな、と心の底から思っています。『おれパラ』はこの先もまだまだ続いていきます」と挨拶した。そして、「INTENTION」、そして「ミトコンドリア」で締めくくった。

続く寺島は、ダンサー2人と共にイメージカラーとなる黄色のペンライトを手に登場。アップテンポなEDM「みんなでH!P!Y!」では、観客と一緒にダンスを踊り、続く「Prismatic World」でも熱いパフォーマンスで会場を盛り上げた。MCでは、今回の「おれパラ」に置ける自身のテーマが「みんな」という言葉だと明かした上で、「東京公演のセットリストを見て『あ、そういうことか』と感じていただければ嬉しいですね」と笑顔を浮かべた。そして、「『おれパラ』で見た最高に素晴らしい景色を思って作った曲です」と紹介してからの「WHAT A WONDERFUL WORLD!」、そして「GRATEFUL LAYERS」でエモーショナルな歌声を会場に響かせた。

続いては「おれパラ」5回目の出演となる豊永が、手書きの的を貼り付けた段ボールの小道具と共に、カラフルなモデルガンを手に黒いロングコート姿でステージに登場。「老眼」をテーマにした「時限式」をコミカルに熱唱。その後、しっとりとしたバラード「Character answer」に続き、今回の「おれパラ」に向けて書き下ろした曲「This is Host Song」を初披露。ホストメンバーそれぞれをイメージしたメロディと歌詞で紹介するというスペシャルソングで会場を沸かせた。

その後登場した小野は、華やかなスーツ姿で「DELIGHT」「熱烈ANSWER」をダンサーチームと共にパフォーマンスし、大人の魅力を振りまいた。MCでは「15年前は歌うことだけで精一杯だったけど、今ではダンス大好きです!皆さんが踊ってくれる姿が大好きです」と、アーティスト活動を通して感じた思いを明かした後は、バンドメンバー、そして共にイベントを作り上げているホストたち1人1人に感謝と愛を告白。そして、豊永がコーラスとして参加するために再びステージ上に現れ、豊永が小野に提供した楽曲「Self Satisfaction」を披露。最後はダンサー4人とのパフォーマンスによる「だいすき」で締めくくった。

ソロパートのラストを飾る森久保は、「HEADACHE」を披露。セクシーなボーカルが引き立つハードなナンバーで、会場を自分の色に染め上げる。MCでは「『おれパラ』に出会ってなければ見れなかった景色と、出会ってなかった人々と、繋がっていない絆があったと、この瞬間に思います。『おれパラ』に出会ってなければダンスも踊っていなかったと思います。サンタの格好も『冗談じゃねぇ』と思っていました。『変わったね』と言う人もいるかもしれませんが、上等じゃないですか。アップデートです。『おれパラ』に出会っていなければ、今日の俺はない。そう思っています」と、イベントへの愛を熱く語った。その後も「HYSTERIC CARAVAN」「FACE 2 FACE」「TRY ME」でパワフルなボーカルを聞かせた。

幕間映像として「おれパラ」の歴史を追ったヒストリービデオが上映された後、お揃いのベージュのダブルスーツで「おれパラップ1」を4人でパフォーマンス。その後も「Go my rail」「MIDNIGHT COASTER」「Sounds of Love」「ビビッドナイトフィーバー!」と、各ホストの楽曲を4人で歌唱した。そして「X'mas magic」では、ホストの希望で、小野の合図と共に会場が緑と赤のクリスマスカラーに染め上げられるというスペシャルな企画を実行し、会場が1つに。アンコールにはゲストの豊永も再登場し、5人で「眠る者たちへ」を熱唱。2年ぶりの有観客開催となったイベントは、無事に幕を下ろした。

取材・文=中村実香

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Original Entertainment Paradise -おれパラ- 公式サイト
http://orepara.com/

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