「おさまけ」モモと付き合うなら?大西沙織「お断りさせていただきます(笑)」

二丸修一の人気ライトノベルが原作のアニメ「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」。現在AT-Xほかで放送中の本作は、松岡禎丞が演じる主人公・丸末晴が幼なじみの少女・志田黒羽とともに、初恋の相手でもあるクラスメートの美人女子高生作家・可知白草に復讐を企む物語だ。末晴への愛を公言する"クロ"こと志田黒羽役に水瀬いのり、清楚系クールな学園のアイドル"シロ"こと可知白草役に佐倉綾音、末晴に思いを寄せる若手人気女優"モモ"こと桃坂真理愛役に大西沙織と人気女性声優陣の共演も話題を呼んでいる。今回は桃坂真理愛役の大西沙織に作品への思いなどを聞いた。

――作品をお知りになった際の第一印象、そしてアニメ化をお聞きになった際の感想を教えてください。

「原作は文字の表現でも、女の子たちのキャットファイトの勢いを感じました。それをアニメにして、セリフとしてしゃべって作品にすると、どうなるんだろうってワクワクしましたし、原作のテンポをアニメに落とし込むと会話劇になるので、声優としては負けてられないというプレッシャーもありました」

――本作では恋に敗れる"負けヒロイン"として描かれがちな幼なじみが、タイトルで「絶対に負けない」と宣言されている点はどういった印象でしたでしょうか?

「いろんな作品でそういったキャラクターを演じさせていただいているので、"負けヒロイン"という言葉はグサグサ刺さります(笑)。私も原作を読むまでは、黒羽が幼なじみで彼女が負けないお話だと思っていましたが、フタを開けたら幼なじみの概念とは?そこに騙された!という、いい意味で裏切られました。私はアニメを鑑賞する側の時も一番応援してしまうのは、なぜか幼なじみキャラなんです。でも、高確率で報われないことが多くて。なので、本作では幼なじみの概念が揺らぎますけど、幼なじみが勝ってくれるならと思う部分もあります(笑)」

――原作小説のPVでも共演された水瀬さん、佐倉さんがアニメでも顔をそろえていますね。

「アフレコは新しい顔ぶれで、新鮮な気持ちで演技するのも素敵ですが、キャスト同士の関係値や相手のことを分かっているからこそ、ここまでやっても多分こう返してくれるだろうという、信頼関係みたいなものも大事になってくると思います。そういう意味では、このメンバーでお芝居できるのは良かったです。ドラマCD発売記念特番に3人で出演させていただいた時、末晴役が松岡禎丞さんだと発表したんですけど、みんな『お、おおー』や『やったー!』ではなく『うん、うん』や『そうですよね、待ってました!』みたいな感じだったので、そういった不思議な関係性も面白いなと思いつつ、楽しくアフレコさせていただいています」

この記事の全ての画像を見る

放送情報

幼なじみが絶対に負けないラブコメ #3
放送日時:2021年4月28日(水)21:00~ほか
※毎週(水)21:00~ほか
チャンネル:アニメシアターX(AT-X)
※放送スケジュールは変更になる場合があります

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

関連記事

記事の画像

関連人物