「BanG Dream!（バンドリ！）」の今井リサ役、「アイドルマスター シンデレラガールズ」乙倉悠貴役などで知られる声優・中島由貴。9月12日に24歳の誕生日を迎えた彼女のバースデーイベントが、9月23日に東京・全電通労働会館にて2部構成で開催された。
1部はオフィシャルファンクラブ会員限定ということもあり、リラックスした表情で登場した中島。自分の写真がプリントされたＴシャツと、ミニキュロットパンツにロングブーツというスタイルの彼女が最初に触れたのは、9月12日に配信された「中島由貴24th BD OnlineEvent」。大好きだという声優・各務華梨も参加していたが、なかなか会わせてもらえずに配信終了後にようやく会えたと語り、「そのおかげでさらに好きなった」と恥じらいつつも笑顔を見せた。
この日のために中島に縁のある人物から動画メッセージが届いており、最初の人物として上映されたのが話題に上った各務の動画だ。スクリーンに彼女が現れた瞬間、中島が「可愛いよー！」と絶叫。その後、誕生日が近い2人でケーキを一緒に食べたエピソードに触れ、「母の気持ちになりました。私が産みました(笑)」と各務への愛を爆発させた。
続いて、さまざまな質問に答えるテーマトークへ。最初のテーマ「この一年『で自分のここが成長した』と思えるところは？」については、「（ゲームへの）課金が我慢できるようになったこと」と自ら爆笑。声優で参加しているゲームは、自分が演じるキャラクターを獲得したいと頑張るも、「バンドリ！ ガールズバンドパーティ！」の今井リサはまだ手元に来ないと告白した。
その後、バラエティー番組「中島由貴とミライアカリの女子会ですが」で共演しているバーチャルYouTuber・ミライアカリをはじめ、木戸衣吹、西本りみ、倉知玲鳳、鈴木みのり、Machicoからのお祝いメッセージも上映された。そんなメッセージを締めくくったのは、「BanG Dream!（バンドリ！）」のRoseliaメンバー4人。「サバサバしている！」「良く食べる！」「男前！」「すごい好き！」など、中島の印象を口々に語るメンバーに対して「愛してくれていることは分かりました」と苦笑した。
最後に「24歳は本当に大人にならないといけない年齢だと最近気づき始めたので、無邪気も残しつつ、(事務所の)後輩の鈴木愛唯ちゃんにも良いところを見せられるように頑張っていきたいと思います」とメッセージを残して1部は終了した。
2部では、ベージュのワンピースとアップのヘアスタイルにチェンジした中島。ゲストに迎えた、深川芹亜、青木瑠璃子、嘉山未紗の3人が提案した企画を行うコーナーで盛り上がった。まずは深川の考えた、箱からカードを引いて出来たシチュエーションを演じる「シチュエーションエチュード」がスタート。すると「中島が彼女になって、深川さんを抱きしめて甘やかした」というシチュエーションが出来上がり、中島が拒絶の叫び声を上げる。
渋々といった感じで中島が「膝枕してあげる」と甘い声でささやくと、深川は喜びのあまり奇声を発するなど、終始ハイテンションの様子。そんな2人のやりとりで、会場も盛り上がった後は、青木考案の「おはぎ争奪ゲームクイズ大会！」が開始。諸般の事情でおはぎが、たい焼きに変更になったものの、マニアックなクイズが出題され、ゲーム好きで知られる中島と青木も苦戦する場面も。
最後は、嘉山による「ふたりでぬり絵をしよう！」。嘉山が描いた中島のお誕生日おめでとうイラストに、全員でカラフルな色をつけていく過程で、中島の第一印象について聞かれたゲスト3人。青木は「あまり(現在と)変わらないかも知れない。昔から完成された子だったから。20歳っぽくないなとずっと思っていた」と振り返った。
深川は「多くは変わっていないけれど、タメ語になったのが大きい変化。私が出会った時はお酒飲めなかったのに、今はビールとか飲むんですよ」と中島の成長に感慨深げな様子。嘉山は「印象は変わっていなくて、最初会った時から独特な笑い方だった。裏表とかオンオフが全くなくて、すごく楽。いいよ、そのままでいて」と中島に優しく語りかけた。
そして、終了時間が迫る中、「写真で振り返る23歳の中島由貴さん」のコーナーを実施。出身地・和歌山県のふるさと広報局員の委嘱状を手にした時の様子や、23歳のバースデー振替配信、Roseliaのライブ、ソロアーティストデビューにまつわるイベントなど、中島のさまざま姿を写真とともに足早に振り返った。
最後は、中島が「これからも100歳まで生きていけるように、健康で頑張っていきたいなと思いますので、みんな、長生きしような！」という力強くも独特な、彼女らしさ満載のメッセージをファンに送り、イベントの幕を下ろした。
文＝中村実香
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