伊藤美来がバースデーイベントで思いを告白「23歳もみんなと一緒にミラクルを」

「BanG Dream!」の弦巻こころ、「五等分の花嫁」の中野三玖などを演じ、今注目の若手声優・伊藤美来が、10月13日に東京・竹芝ニューピアホールで「伊藤美来 Birthday Event 2019 ~23歳、いいお姉さんになりたいんじゃ~」を行った。トークやゲーム、イベント限定ライブで、会場に訪れた多くのファンを魅了した夜公演の模様をレポート。

会場の大きな拍手で迎えられた伊藤は、赤いドレス風のワンピース姿で登場。まずイベントタイトルに触れ、23歳の抱負として「いいお姉さんになることが目標」と宣言。その理由として「篠原涼子さんや北川景子さんのような、落ち着きと色気のあるお姉さんになっていきたい」と語ると、ファンと共に"23"を両手で作って記念撮影を行った。

最初のコーナーでは、昼公演のみ出演予定だったお笑い芸人・ガリベンズの矢野が、サプライズでステージに登壇。「いないはずの人がいる~」と驚いた伊藤が、昼公演直後にあいさつに行った際、矢野が楽屋を片付けて次の現場に行く格好をしていたことを明かすと、全部ウソでカモフラージュだったと知り、悔しそうな笑みを浮かべた。

そのまま、矢野のモノマネによるMCで「おしゃべり007」と題したタレコミコーナーに突入。「アニメロサマーライブ2019」で昼食の後片付けを懸けたスタッフとのじゃんけんで、ギリギリ回避したエピソードが明かされると、「伊藤さんはもう少しアーティストぶってもいいのでは」という話に。それを受けて、本当はアーティストらしく扱われたい気持ちが、少しあることを苦笑いで打ち明けた。

しかし、「じゃんけんには参加したい」とつぶやいてファンの笑いを誘うと、じゃんけんは強いとのタレコミがあったという矢野の言葉に、伊藤は「あっち向いてホイかな」と訂正。プロフィールの特技の欄にも記載していると言うため、矢野と勝負をすることに。じゃんけんには勝つものの、あっち向いてホイで見事に負け、会場からは大きな笑いが起こった。

また、北海道で伊藤を気遣ったスタッフたちが密かに食事に行く予定を知り、自分も行きたいと伝えて、一緒にラーメン屋に食べに行ったエピソードを紹介。おいしかったと語る伊藤は「この一件から、意思確認してもらえるようになりました」と答えると、「めちゃくちゃ気を使われているね」と矢野に突っ込まれ、「だって寂しいじゃないですか」と反論。

しかし、周りからの「絶対2件目行っていますよ」との反応に、「なんで?」と伊藤は困惑気味。矢野の「食べ終わったら、すぐにホテルに戻ったでしょ?みんな、5分後にホテルの下に集合だったと思うよ」との推測に、「確かに早く帰ったわ~」と思わず納得する伊藤の姿に、会場は爆笑の渦に包まれた。

バースデーイベントらしいプレゼントを懸けた企画「初ボーナス獲得チャレンジ3番勝負!」では、賞品に空気清浄機・プラズマクラスターを用意。「ガチで欲しいやつです」と興奮気味の伊藤が、ダジャレ、ジェスチャー、社会人マナーの3つに挑戦した。ダジャレは「お金、おっかねえ」「梅、うめえ」などをひねり出すも、奮闘むなしくチャレンジ失敗。

しかし、会場のファンも参加したジェスチャー問題、エレベーターの乗り方に関する社会人マナーの問題はクリアし、見事に賞品を獲得。矢野からも井上陽水変身グッズが手渡され、サングラスとカツラを着けて「少年時代」を歌うと、ファンから温かな拍手が送られた。

イベント後半のミニライブでは、伊藤がチェックのスカートとイベントオリジナルTシャツに着替えて登場。青のサイリウムが会場に灯る中、デビューシングルの「泡とベルベーヌ」で会場を沸かせ、「プリンセスコネクト!Re:Dive」で自身が演じるコッコロのキャラクターソング「心想い~ココロオモイ~」や、「ミリオンドール」後期OP主題歌の「細胞プロミネンス」を熱唱した。

続く、特撮好きの伊藤がカバーコーナーで選んだ曲は、「仮面ライダージオウ」OP主題歌の「Over"Quartzer"」と、「宇宙戦隊キュウレンジャー」OP主題歌の「LUCKYSTAR」。選曲理由には、コスプレをするほど好きなライダーだったことと、2ndアルバム『PopSkip』で楽曲提供してもらった岸洋佑が、キュウレンジャーに出演していたことを挙げた。

また、「もし曲が分からなかった方がいても、大丈夫です。すごく楽しそうに見えました(笑)」と曲を知らないファンへの気遣いも。そして、好きでいつか歌いたい曲だったというUNISON SQUARE GARDENの「シュガーソングとビターステップ」も見事に歌い上げた。

その後、「23歳もみんなと一緒にミラクルを起こしたい」と、ファンへの思いを告げて1stアルバム収録曲の「ミラクル」を披露。多くのファンを前に言葉に詰まりながらも、「大好きです、ありがとうございます」と感謝を伝え、自身の原点だというStylipSの「Dear Honesty」を熱唱。最後の曲を歌い切ると、ファンに向けて手を振りながら「23歳の伊藤美来もよろしくお願いします!」とメッセージと投げキッスを送って、ステージを後にした。

文=永田正雄

この記事の全ての画像を見る

リリース情報

6thシングル「Plunderer」
TVアニメ「プランダラ」オープニング主題歌
2020年春発売

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物