古川琴音が儚げな雰囲気と溢れる透明感で主人公の魅力を体現!濱口竜介監督によるオムニバス映画「偶然と想像」

少女と大人の女性の狭間を揺れ動いているような、儚げな雰囲気で注目を集める俳優・古川琴音。NHK連続テレビ小説「エール」、NHK大河ドラマ「どうする家康」などの話題作でも、彼女が放つ独特の存在感は、多くの視聴者の視線を釘付けにした。6月28日(金)には、恋愛映画で初ヒロインに挑戦した「言えない秘密」の公開も控えているなど、今後も数々の映画への出演が予定されている古川。そんな彼女の出世作とも呼べるのが、「ドライブ・マイ・カー」「悪は存在しない」などで世界的評価を得ている濱口竜介監督が2021年に発表したオムニバス映画「偶然と想像」だ。

撮影帰りのタクシーの中、モデルの芽衣子(古川)は、仲の良いヘアメイクのつぐみ(玄理)から、彼女が最近会った気になる男性(中島歩)との惚気話を聞かされる。つぐみが先に下車したあと、1人車内に残った芽衣子が運転手に告げた行き先は──。

第71回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)に輝いた本作は、3つの短編で構成されている。古川は冒頭を飾る第1話「魔法(よりもっと不確か)」で、小悪魔的魅力を放つファッションモデル・芽衣子を演じている。無造作にカットしたボブヘアに素顔と見紛うほどの薄化粧。ナチュラルな美しさと少女のような純真無垢さを合わせ持つ芽衣子を自然体で表現している古川は、その魅力の1つでもある透明感溢れる美声をタクシー内での会話劇より披露していく。

この記事の全ての画像を見る

放送情報【スカパー!】

偶然と想像
放送日時:2024年6月23日(日)21:00~
チャンネル:WOWOWシネマ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

記事の画像

記事に関するワード