「映画『おそ松さん』」で分かるSnow Manの人気の秘密！

2020年にCDデビュー後、リリースしたシングルは全て週間オリコンチャート１位を獲得し、冠バラエティ番組に加え、モデル業や俳優と、個人としての活躍も目覚ましいSnow Man。彼らの一番の魅力といえば、アーティストとしてのカッコいい姿とバラエティなどで見せるコミカルな一面とのギャップではないだろうか。そんなSnow Manの人気の秘密に触れられる作品が2022年に公開された「映画『おそ松さん』」だろう。

同作品は、赤塚不二夫の人気漫画「おそ松くん」の成長した姿を描き人気を博したアニメ「おそ松さん」の実写版。おそ松を向井康二、カラ松を岩本照、チョロ松を目黒蓮、一松を深澤辰哉、十四松を佐久間大介、トド松をラウールが演じ、映画のオリジナルキャラクター「物語終わらせ師」のエンドを渡辺翔太、クローズを阿部亮平、ピリオドを宮舘涼太が演じる。

おそ松ら松野家の6つ子は、20歳を過ぎても定職に就かず、親のすねをかじって暮らしていた。そんなある日、おそ松は大企業のCEOと出会い、事故で亡くした息子と瓜二つだったことから、彼の養子になることに。兄弟たちにそのことを伝えると、5人は「顔が似ていることが条件なら、自分こそが養子にもらわれたい」と主張しだし、骨肉の争いが勃発。CEOに選ばれるため、6人はそれぞれにアピールを始めるというストーリー。

初めに触れておくが、これはよくあるアニメを実写化したものとはひと味違い、"実写化"という場を最大限に利用し、スタッフ&キャスト陣が大いにやりたいことをやり尽くしたエンターテインメント作品となっている。純粋に人気アニメの実写版を期待した方にとっては驚きもあるかもしれないが、このチャレンジングな取り組みが他では味わえない圧倒的な面白さをもたらしている。

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