佐野勇斗が劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の撮影を回顧「不思議な感覚はあった」

――他の作品にはないMER現場ならでは特徴は?

「すごく過酷ですけど、過酷がゆえにチームワークが良い面がありますね」

――「TOKYO MER」という作品を通して得たものは?

「MERのメンバーと一緒にお仕事させてもらえて、芝居の仕方だけでなく現場の居方も勉強させてもらったなと思っています。役者は役者の仕事だけをするのではなく、みんなで協力して本当に一つのチームとなってやっていたので。特に亮平さんは本当にすごくて、自分が一番大変な時でも周りの人を気遣ったり、めちゃくちゃ学ぶことだらけでした。僕に対しても、ずぶ濡れになる大変なシーンの撮影が長引いていた時に、『明日、(M!LKの)ライブだよね。ごめんね』って声をかけてくださって!ご自分は唇を紫にしながらですよ。撮影が長引くのなんて亮平さんのせいでも誰のせいでもないのに、そんな言葉を掛けられるなんて本当にすごいなと思いました」

――緊急事態に駆け付ける「TOKYO MER」。佐野さんの個人的緊急事態エピソードは?

「ちょっとたくさんの段ボールを使うタイミングがあって、一旦マンションの廊下に置いておいたら、『放置禁止』の貼り紙がしてあって...。怒られました(苦笑)」

――「すべての命を救うため――あのヒーローたちが帰ってくる」というキャッチコピーですが、ご自身にとってのヒーローを教えてください

「役者として、ヒーローというよりは"目指すべき存在"として亮平さんです」

――最後に観賞される皆さん、ファンの方々にメッセージをお願いします

「冒頭からド迫力の事件が起こって、その映像をスクリーンで観たら本当にすごいと思います。その中で、喜多見チーフの危機に『TOKYO MER』がどう駆け付けるのかというところを見届けていただければ!徳丸に関しては、自分で観ていて『お前、急げよ!』って思ったので、徳丸ファンの方はそういうところを頭の片隅に置いて観てください(笑)」

撮影=中川容邦 取材・文=原田健

この記事の全ての画像を見る

放送情報

劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』
2023年4月28日(金)全国公開

監督:松木彩
脚本:黒岩勉
出演:鈴木亮平 賀来賢人 中条あやみ 要潤 小手伸也 佐野勇斗 ジェシー(SixTONES) フォンチー/菜々緒
杏/徳重聡 古川雄大 渡辺真起子 橋本さとし 鶴見辰吾 仲里依紗 石田ゆり子

公式サイト:https://tokyomer-movie.jp/

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物