高杉真宙関水渚が演じる"不器用な2人"の関係性に胸が温まる映画「いつか、いつも......いつまでも。」

映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」で北村匠海演じるタケミチの相棒・松野千冬を演じている高杉真宙。先日、都内で行われた公開初日舞台挨拶では、半間修二役の清水尋也が「金髪の真宙が可愛い」と発言したことも話題になった。さらには、4月から放送中のドラマ「わたしのお嫁くん」では波瑠と共演し、"家事力最強男子"の山本知博を演じるなど、俳優としての注目度は高まる一方だ。

そんな高杉が主演を務めた映画が、関水渚と共演したハートウォーミング・ラブストーリー「いつか、いつも......いつまでも。」である。監督は、「8月のクリスマス」「西の魔女が死んだ」で知られる長崎俊一で、脚本は前出の2作でもタッグを組んだ矢沢由美。

「いつか、いつも......いつまでも。」に出演する高杉真宙と関水渚
「いつか、いつも......いつまでも。」に出演する高杉真宙と関水渚

(C)2022『いつか、いつも......いつまでも。』製作委員会

本作で高杉が演じているのは、海辺の小さな町の診療所で働く医師・俊英。診療所の院長でもある祖父(石橋蓮司)と、家政婦のきよ(芹川藍)と3人で淡々とした日々を過ごしている。そんな中、俊英の家に突如現れたのが、東京からやってきたという亜子(関水)だった。1ヶ月前に結婚したという亜子は情緒不安定なお騒がせ女子で、台風のような彼女の存在に俊英は翻弄され、やがて今まで自分でも知らなかった自身の新たな一面が引き出されていく...。

高杉は2017年に放送されたドラマ「セトウツミ」で、寡黙でクールな秀才・内海を演じ、内海とは対照的な素直でお調子者の瀬戸(葉山奨之)といる内にやがて笑顔を取り戻していくという役どころを演じた。「いつか、いつも......いつまでも。」での演技を観て、その時のことを思い出したのは、高杉が良い意味で"受け身"の演技に長けている俳優だからかもしれない。自由奔放な亜子とのやりとりの中、戸惑いながらも、自分にはないものを持っている亜子に惹かれていく青年の心情を細やかに表現している。

■"無感情"と言われていた主人公が、ヒロインの登場によって一変

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放送情報

いつか、いつも……いつまでも。

放送日時:2023年5月19日(金)21:00~
チャンネル:WOWOWシネマ

放送日時:2023年5月23日(火)20:00~
チャンネル:WOWOWプライム

※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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