永野芽郁が新境地を見せた影のある演技!奈緒との共演も話題になった友情ドラマ「マイ・ブロークン・マリコ」

「マイ・ブロークン・マリコ」
「マイ・ブロークン・マリコ」

(C) 2022映画「マイ・ブロークン・マリコ」製作委員会

2018年NHK連続テレビ小説「半分、青い。」のヒロインを務めあげた永野芽郁。型破りなヒロインを演じる重圧を乗り越え、第43回エランドール賞新人賞を受賞した。その後もドラマに映画にと主演作が話題を集め、2021年には「地獄の花園」と「そして、バトンは渡された」というまったくジャンルの異なる映画で第64回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。今年も「御手洗家、炎上する」で主演を務め、山田洋次監督作「こんにちは、母さん」への出演など話題作への起用が続く。

コミカルにもシリアスにも振れる演技派として活躍を続ける永野だが、昨年公開された主演作「マイ・ブロークン・マリコ」でも、その実力が発揮されている。本作は亡き親友の遺骨を抱いて旅に出たヒロインを永野が熱演した感動の友情ドラマ。爆発的な反響を呼んだ平庫ワカによる同名コミックを原作に、「百万円と苦虫女」(2008年)で知られるタナダユキが監督を務めた。

永野芽郁がヒロインを熱演した「マイ・ブロークン・マリコ」
永野芽郁がヒロインを熱演した「マイ・ブロークン・マリコ」

(C) 2022映画「マイ・ブロークン・マリコ」製作委員会

ブラック企業勤めのシイノトモヨは、親友のイカガワマリコがマンションから転落死したというニュースに衝撃を受ける。彼女の死を受け入れられないまま茫然自失していたが、彼女の遺骨が毒親の手に渡ったと知り、居ても立っても居られず行動を開始する。毒親からマリコの遺骨を奪い取ったシイノは、学生時代にマリコが行きたがっていた海へ彼女の遺骨を連れていこうと思いつく。道中で出会った男・マキオも巻き込み、最初で最後の旅が始まる...。

永野が演じたのは主人公のシイノ。天真爛漫で愛らしいキャラクターを多数演じてきた永野が、今作ではブラック企業に勤めるやさぐれたOLを演じている。どこか擦れた態度で、上司を罵りながら慣れた手つきでタバコをふかす。包丁を片手に単身"敵地"へと乗り込み、マリコの父親に啖呵を切る。魂に共鳴するような心の底から叫びに圧倒された。

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放送情報

マイ・ブロークン・マリコ
放送日時:2023年7月9日(日)21:00~
チャンネル:WOWOWシネマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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