主演映画『花腐し』が公開中の綾野剛。そんな綾野が、主演の佐藤浩市の部下を演じ、その濃厚な内容や、主演クラスのキャストが揃ったことでも話題となったのが映画「64-ロクヨン-」だ。原作は横山秀夫のベストセラー小説で、映画化された「半落ち」「クライマーズ・ハイ」の作家としてもおなじみ。「楽園」、「糸」、「春に散る」などで知られる瀬々敬久がメガホンを取った。
主演の佐藤が演じたのは、たった7日間しかなかった昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件の犯人をとり逃した刑事・三上義信。物語は昭和64年から平成14年へと移り、三上は県警の広報官となっているが、先の事件の時効が1年後に迫ったこともあり、警察庁長官の意向により、再び「ロクヨン事件」に関わることになる。その三上の部下で係長の諏訪を演じたのが綾野だ。4年の年月が過ぎた今も、事件から時間が止まったような日々を過ごしている被害者の父親・雨宮を演じたのは永瀬正敏。事件当時、雨宮の自宅班だった刑事・幸田に吉岡秀隆、日吉に窪田正孝、三上たちの広報班と対立する新聞記者に瑛太、坂口健太郎、三上の元上司に三浦友和、警務課に滝藤賢一、仲村トオル、広報班の部下に警察の紅一点の榮倉奈々と、キャストの豪華さは目を見張るほどだ。
そんな精鋭揃いの俳優陣の中、確かな実力を持つベテラン俳優・佐藤と、演じる役によってガラリと印象が変わる綾野が本作で見せた演技とは?
■綾野は佐藤演じる三上を徹底して支える部下役
放送情報【スカパー!】
64-ロクヨン-前編
放送日時:2024年1月1日(月)15:30~
64-ロクヨン-後編
放送日時:2024年1月1日(月)17:45~
チャンネル:WOWOWプライム
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