瀬戸内の小さな島を舞台に少年、少女のひと夏の成長と冒険を描いた映画が新津ちせ主演の「凪の島」だ。ハートウォーミングであり、切なくもある物語の脚本、監督を手がけたのは「夜のピクニック」や山口県を舞台にした「恋」「くだまつの三姉妹」などを発表してきた長澤雅彦。
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に出演し、話題となった新津が演じているのは両親が離婚し、母(加藤ローサ)の故郷である山口県の瀬戸内で暮らすことになった小学校4年生の凪。祖母(木野花)は島で唯一の診療所の先生で、母は診療所から船で病院に通う看護士。子供たちのみならず、キャストの大人たちも温かくてなんともいい味わいを出している作品だ。そして主人公の凪が通う小学校(全学年が同じクラス)の先生を演じているのが、島崎遥香。凪を始め、子供も大人も心に傷を負っている中、島崎演じる瑞樹先生は唯一、陰りのない存在といっていいかもしれない。
太陽の光がキラキラと海に反射する美しい自然や、吹き抜ける風が感じられる映像とともに描かれるヒューマンドラマで島崎が演じたちょっと天然な先生にフォーカスを当ててみたい。
■子供たちの前でダンスの見本を迫られ、慌てる島崎の踊りに注目
放送情報
凪の島
放送日時:1月17日(水)06:00~
放送チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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