永山瑛太の才能と感性が光る！作り込んで演じた人物が物語を深める映画「ディア・ドクター」

雑誌モデルとしてデビューし、2003年放送のドラマ「WATER BOYS」への出演をきっかけにブレイクして以降、俳優として活躍し続ける永山瑛太。ちょっとした視線の動きや、うつむいて黙った姿さえ絵になってしまう整った容姿はもちろん、独特の感性によって深く人物を作り込み、多くの視聴者の心を揺さぶってきた。

近年も、菅田将暉と共演したドラマ「ミステリと言う勿れ」や、奈緒、田中みな実ら豪華キャストのドラマ「あなたがしてくれなくても」、また是枝裕和監督作品「怪物」など多くの話題作に出演し、注目を浴び続けている。

第一線の俳優として走り続ける永山のキャリアにおいて外せない作品といえば、2009年に公開された映画「ディア・ドクター」だろう。カンヌ国際映画祭に出品され脚光を浴びた映画「ゆれる」を手掛けた西川美和が原作・脚本・監督を務め、笑福亭鶴瓶が映画で初主演したことも話題となった。

過疎地域の医者不足をテーマに置き、そこで暮らす人々との触れ合いや生死と向かい合う重さを描いたヒューマンドラマで、永山はこの作品で、鶴瓶が演じる伊野治が医師を務める診療所で研修医として働く若者・相馬啓介を演じる。

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