
――演じる上で意識していることは?
中村「シーンによって変わる感情の変化ですね。冬雨は基本『甘えたことは許さない』という感じのパワハラ要素のある上司役なのですが、家庭があって専業主夫の夫と娘もいるので、会社での顔、家庭での顔、そして樹に対して見せる顔と、シーンごとに感情の変化がいろいろあるので、そこは特に気を付けて演じています」
菅井「正義感が強くて曲がったことが嫌いで、『違う』と思うことはしっかりと相手に伝えることができる強さを持っている女性なので、そういった部分がしっかりと伝わるように心がけました。また、家族の愛を知ることができなかった孤独な部分や冬雨との過去にずっと思いを巡らせて生きているところ、そして他人に見せない押さえ込んだ感情といった、樹が抱えている思いも大事にしながら演じています」
――演じていて大変なことは?
中村「実際にはゲーム業界で働いたことがないので、オフィスの中でどういうふうに行動したらいいかというのが難しいですね。あと、初めての母親役でもあるので、娘とのコミュニケーションの取り方などもドキドキしました。ちゃんとお母さん役としてできてるのかな?って。でも、娘の月ちゃんを演じてくださっている(秋山)かなちゃんがすごくかわいらしくて、とても助けてくれました。表情もすごく良くて、『この表情に負けちゃいけないな』って思いながら頑張りました!」
菅井「前半は特にいろいろなことがあって心が目まぐるしく動くので、そこが大変でした。私自身ものすごく刺激を受けながらいろいろ考えながら演じて、ドラマ撮影が久しぶりということあって毎日必死でした」
――初共演ですが、お互いの印象は?
中村「菅井さんは柔らかい感じのすごく魅力的な品のある女性で、その印象はずっと変わらないんですけど、長い期間一緒に撮影してくるとお互いだんだん気を許し合ってきて、いい意味でくだけるような感じになってきて、それがまたすごく魅力的だなって思いました。お互いお菓子が好きなので、休憩になるとすぐにお菓子のあるところに行って一緒に過ごして、すごく朗らかな時間を過ごさせていただきました」
菅井「すごくほわほわしていて、その柔らかい雰囲気が現場で笑いを生んだりして、すごく安心できる空気を作り出してくださる方です。撮影は朝早いことが多かったのですが、撮影の合間にうとうとすることがあっても、カメラが回るとパッと起きてお芝居に入られるので、そのオンとオフの切り替えをしっかりされている姿にいつも見惚れていました」
中村「結構ハードで、ちょっと座っていたりとか、止まっている時間があると、ふわって意識がどっかに飛んでっちゃうことがあって...(笑)。共演者の方とかスタッフさんとか、周りの方々が温かい目で支えてくださって本当に助かりました」









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