金子ノブアキが、2月23日(金)に公開予定の映画「マッチング」に出演する。同作品は"出会うはずのなかった二人が巡り合う"、マッチングアプリを題材に展開される新感覚サスペンス・スリラーで、金子は土屋太鳳演じるヒロインに優しく寄り添う影山を演じる。
ウエディングプランナーの仕事が充実している一方、恋愛に奥手な輪花(土屋)は、同僚に半ば強引に勧められたマッチングアプリに登録する。マッチングした吐夢(佐久間大介)と待ち合わせると、現れたのはプロフィール写真とは別人のように暗い男だった。一度デートしてからというもの、「次いつ会えますか?」という連絡が止めどなく続き、恐怖を感じた輪花は、取引先でマッチングアプリ運営会社のプログラマー・影山(金子)に助けを求めることに。同じ頃、"アプリ婚"した夫婦が惨殺される悲惨な事件が連続して発生する...。
今回は金子にインタビューを行い、最初に台本を読んだ時の感想や演じる上で意識したこと、土屋、佐久間の印象などについて語ってもらった。
――内田英治監督によるオリジナルストーリーですが、最初に台本を読んだ時の感想は?
「一読しただけでは分からないことが多過ぎて、監督を質問攻めにしました(笑)。あえて詳細まで描かず(ストーリー上では)宙ぶらりんになっているところやキャラクターの心情など計り知れないところが多かったので、監督がどういう作品にしたいのかというところも含めて、いろいろとお話させていただきました」
――金子さんにとって監督に質問するというのは珍しいことなのですか?
「いえ。聞きたいことは聞くし、違うと思うことは違うって言わせていただきますね。俳優部の仕事って、僕がいろいろやっている活動の中で"サポートミュージシャン"が一番近いんですよね。発注があって、ディレクターがいてプロデューサーがいる制作陣の中でレコーディングして、その後は編集にお任せして、後で出来上がったものを見る、という。発注に基づいてやってみて、自分の感覚では『これは違和感があるな』というものでも、信じて飛び込んでやってみることで『大丈夫だったね』ということがある。だから、セリフ1つ1つに納得がいかなければ適宜意見交換をさせて頂くことがありますね」
公開情報
映画「マッチング」
2月23日(金)公開
詳しくはこちら