中村獅童、佐倉綾音、雛形あきこが、若手俳優陣の新たな魅力を際立たせる！

一方、前トウフ女王殿・イロキを演じる雛形は、セクシーで大人っぽく迫力のあるキャラクターとして、ディズニー映画のヴィラン、マレフィセントを彷彿とさせる芝居で、自分を裏切って王に就いたカグラギを恨み続ける役どころを怪演。かつてストーカー役で一世を風靡した"観る者の背筋を凍らせるオーラ"で、悪役感を一層濃くしている。

映画ならではのストーリーの中で躍動する若手俳優陣の演技も、三者三様の芝居で作品にさまざまな効果を与える豪華ゲスト陣の芝居に重点を置いて観ると新たな魅力が発見できる。そんな若手俳優陣の新たな魅力を際立たせるゲスト陣の演技に注目してほしい。

文＝原田健

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