25歳の生田斗真が太宰治の自伝的小説の映画化で女性に翻弄される男を演じた『人間失格』

1948年(昭和23年)に38歳でこの世を去った太宰治。それから80年近く経ってもロングセラーとして読まれ続けている小説「人間失格」は、太宰の代表作にして最後に完成させた中編小説である。有名な「恥の多い生涯を送って来ました」という自分語りのとおり、破滅的な人生を歩む主人公の大庭葉蔵は太宰自身と重なり、小説の中の出来事や女性たちとの関係も太宰の身に起こったことを反映しているとされる。そんな究極の私小説ともいえる作品を原作とする映画『人間失格』が日本映画専門チャンネルで2024年5月12日(日)10:10より放送される。

『人間失格』で主演を務めた生田斗真
『人間失格』で主演を務めた生田斗真

本作は、2009年、太宰治の生誕100年を記念して『赤目四十八瀧心中未遂』の荒戸源次郎監督により映画化されたもの。全国各地でロケ撮影などを行い、2010年に劇場公開された。小説で「おそろしく美貌の学生」と描写される葉蔵を演じたのは、当時25歳だった生田斗真だ。

この記事の全ての画像を見る

放送情報【スカパー!】

人間失格
放送日時:2024年5月12日(日)10:10~ほか
チャンネル:日本映画専門チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物