――長野さんが律子の姿になった際、皆さんの反応は?
長野「最初にメイク合わせがありまして、律子になるためのメイクをしていただいた時は、皆さんからと言っていただいて。特に男性のスタッフさんが盛り上がって『可愛い!』と言ってくださったのが、なんとも不思議な気持ちになりました」
長妻「キービジュアル撮影の時に、律子になった長野くんだけでなく、詩杏を演じるために髪の毛をショートカットにした松井さんにもお会いしたので、ダブルで衝撃を受けました。律子ちゃんは本当に女の子でしたし、詩杏ちゃんもボーイッシュでかっこよかったし、視聴者の皆さんに、作品としてはもちろん、ビジュアルとしても楽しんでいただけるドラマになるだろうなと思いました」
松井「私は『女子がいる』『あれ、女の子だ』と思いました(笑)。まだドラマ本編の撮影に入っていない状態だったので、(長野くんの)女子としての仕草や歩き方が、少しぎこちなかったんです。でも、撮影する中で、長野くんが少しずつに女子になっていく様を近くで見ていて、『おお、すごいな!』って、現場で楽しんでいました」
――皆さんが思う、作品の推しポイントは?
松井「やっぱり人間関係じゃないですか。誰しも共感できる感情やドロドロした人間の悪の部分も存分に出てるドラマだと思うので、『自分だったらどうするかな』『自分がこの立ち位置になったらどうするんだろう』と想像したりと、いろいろな見方ができるドラマだなと思うので、それぞれの楽しみ方で楽しんでいただけたらなと思います」
長妻「『シークレット同盟』というタイトル通り、秘密だったり嘘だったり、そういうもので塗り固められているような物語の始まりなんですけれども、どんどん明かされていく真実によって、良い方向に行くのか、悪い方向に行くのかを一視聴者としてドキドキハラハラして見ています。けど、やっぱり嘘はつくべきじゃないなっていうのは思いましたね」
長野「最初の見どころは、ビジュアル面だったと思うんですけど、ここから後半にかけてそれぞれのキャラクターに深い過去があるというか。どうしても律子にフォーカスが当たりがちなんですけども、他の登場人物にもいろいろな過去があって今に至る、ということがどんどん明かされていって。それぞれの秘密の繋がりが徐々に見つけていけると思うので、後半に向けて楽しんでいけるんじゃないかなと思っています」
――今後の注目ポイントを教えてください
松井「ここから先、いろいろな人の繋がりが見えてきて、ここから物語がどんどん深く歪な方向に進んでいきます。登場人物みんなのドロドロな悪の感情をぜひとも楽しんでいただけたらなと思います」
長妻「この作品に出会って『犯人がいないのに、こんなサスペンスな物語になることがあるんだ』と驚かされました。もう最初からわかってるんですよ、律子がヤバいやつだということは。でも、それに気づかない人や気づいてる人に対し、律子がどう行動していくのかを楽しみにしていただきたいですね」
長野「後半に突入すると伏線回収があったり、それぞれのキャラクターの過去や繋がりがどんどん明かされていくことで、もっともっと衝撃が増していくと思いますので、毎週楽しみにしていただけたらなと思います」
撮影=中川容邦 取材・文=中村実香
放送情報
シークレット同盟
読売テレビ・毎週木曜 深夜0時59分~「ドラマDiVE」枠
福岡放送 毎週月曜日 深夜1時29分~/中京テレビ 毎週火曜日 深夜1時24分~
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