影のある犯罪者の役や神経質な刑事、誰もが憧れる先生...など、映画やドラマに主演し作品によってさまざまな顔を見せている生田斗真。そんな彼がトランスジェンダーという難役に挑んだのが映画「彼らが本気で編むときは、」。第67回ベルリン国際映画祭で、日本映画初のテディ審査員特別賞と観客賞(2nd place)をダブル受賞した荻上直子監督による人間ドラマである本作が6月12日(水)に日本映画専門チャンネルで放送される。
母親に育児放棄され、叔父のマキオと彼の恋人でトランスジェンダーのリンコと同居生活を始めることなった11歳のトモ(柿原りんか)。最初は抵抗したが、2人の優しさに触れ、次第に家族の一員になっていく。トモの目線でLGBTの人の悩みや悔しさ、家族の在り方が映し出されていく本作。メッセージ性はもちろんあるが、どこかほっこりとさせてくれる心温まる物語だ。
そんな物語で生田が演じたのは、体は男性、心は女性として生まれてきたが、性別適合手術をして体も女性として生活をしている主人公・リンコ。これまで繊細な役も多く演じてきたが、トランスジェンダーの役は初めてだったという。
放送情報【スカパー!】
彼らが本気で編むときは、
放送日時:6月12日(水)20:15~ ほか
放送チャンネル:日本映画専門チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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