ドラマ『怖れ』・莉子高木雄也が撮影秘話を語る!「ギャップがあってびっくりしました」

――作品の印象や、原作を読んだときの感想を教えてください

高木「絶妙な恐怖感があったなと思います。なんか『怖!!!』って声がでるというより、鳥肌立っちゃうみたいな感じで、リアルだなと思います」

莉子「新しいな、と思いました。今までのホラーとはまた違ったジャンルだと思います。個人的には役が変わるというのが最初台本を読んだ時に理解できなくて、『これはどこまで私がセリフを覚えればいいんだろう?!』みたいな困惑はありました」

――ホラーだけど、現実味のある作品はお好きですか?

高木「ファンタジーもリアルもどっちも怖さあるよね。リアルで怖いのってお化けとかより人だから。怖いけどのぞき見してみたくなる感じですね」

莉子「怖いってジャンルで言うと私は作り物に振ってくれた方が見られます。怖いのが苦手なので...。演じている側だから今回はなんとかやっていますけど、血とか本当に苦手なので完成を観るのが怖いですね...」

――今回の撮影の中で印象に残っているシーンはありますか?

高木「俺は首吊りのシーンです。経験もないし。経験あったら怖いけど(笑)そのシーンで、お芝居の難しさを改めて知って。呼吸ってこんなにできないだろうなとか、お芝居について改めて考えた。だから印象に残っています」

莉子「私が印象に残っているのは森のシーン。雨の予定じゃなかったのに土砂降りになって本当の雨の中、撮影したんですよ。体力的にもスタッフさんがすごく大変そうだったので、そういう意味で印象に残っています。でもそれが結構リアルな映像になっていると思うので仕上がりが楽しみな部分でもあります」

――ホラーならでは撮影の楽しさや難しいと思うところはありますか?

高木「難しいシーン...絶叫とか」

莉子「分かります!私もそれ。やっぱ出てこないところで出さないといけないみたいな...難しいですよね」

高木「分かる。急にMAXにもっていかないといけないから難しいなと思った。今まで見たホラー作品を演じていた人達すごいなって」

莉子「そうなんですよね、すごくわかります」

――お二人が一緒に撮ったシーンの中で、印象なシーンがあれば教えてください

莉子「最後の方は大変でしたね。ネタバレになっちゃうから言えないんですけど...」

高木「絡んでいて印象に残るシーンは、後半のクライマックスに近い方が多いので、(ネタバレになるので)難しいなあ...っていう。いつもすれ違いだったよね」

莉子「そうですね。ガッツリ一緒で大変だったのは、クライマックスぐらいです。最初の方はYouTuberと私の役での関わりだったので、そのときはまだ大変というより、みんなで楽しく撮影してた感じでした」

高木「キャッキャしてましたね!」

――今回莉子さんが一人何役も演じ、別の人物に転生するお話でしたが、変身願望であったり転生願望みたいなものはありますか?

高木「変身はね...もうこの仕事柄、自分じゃない人になるっていう経験を常にしているかなと思います」

――そうするとこの作品の役には共感する部分が多かったですか?

莉子「共感は無いですかね...。ベースのマユとか、自分とかけ離れた人物を演じ続ける作品ではあったので演じ甲斐はあったなと思います」

――役づくりの部分では何か意識されたことはありますか?

莉子「私はクランクイン前に、監督と自分の頭の中を整理するために話し合ってキャラクターを作っていきました」

――高木さんはYouTuber役が初めてということで役作りは何か意識されましたか?

高木「自分の目に触れるところに配信者がいて、ニュースになったり、知っている人もいっぱいいるし、いい意味でも悪い意味でも。だから突撃配信系の人ってこんな感じだよなっていうテンションを自分の中で考えてやりました。それほど役作りはしていないですね」

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放送情報

ドラマ「怖れ」
2024年8月15日(木) 深夜0時58分~CBCテレビにて放送開始
放送翌日正午よりTVerにて見逃し配信

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