松重豊長谷川博己がタイ料理の注文でマウント合戦!?「孤独のグルメ Season2」での12年前の共演回は必見!

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「孤独のグルメ Season2」
「孤独のグルメ Season2」

(C)2012久住昌之・谷口ジロー・扶桑社/テレビ東京

制作は2012年。その前年、34歳だった長谷川は異色の学園ドラマ「鈴木先生」で連続ドラマ初主演を果たしていた。同作もテレビ東京の制作なので、「孤独のグルメ」に鈴木というパロディ的なキャラクターで登場することになったようだ。ドラマのときと同じようなグレーのソフトジャケットを羽織って、縁が太くいかにも教師らしいメガネをかけている。

五郎は鈴木の隣の席に座り、鈴木が料理を注文するのを横目でチラチラ。その店には130種類ものメニューがあるので、どれを注文するべきなのか、五郎のように初めて入った人は迷ってしまう。鈴木も吟味に吟味を重ねてイカのタイバジル炒めなどを注文し、五郎はそのオーダーも参考に。ふたりは食いしん坊同士、通じ合うものがあって、お互いをさりげなくウォッチしながら、バラエティ豊かなタイ料理の中で正解のオーダーを探る。無言のまま目線だけを交わしながらマウントを取る様で、クスリと笑わせてくれる。

「孤独のグルメ Season2」
「孤独のグルメ Season2」

(C)2012久住昌之・谷口ジロー・扶桑社/テレビ東京

ちなみに店員役は「サブスク不倫」(2023年)などの佐津川愛美。松重と長谷川は、同時期に山﨑豊子原作の社会派サスペンスドラマ「運命の人」(2012年)でも共演していた。この後、ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」(2015年)でも顔を合わせることになる。

長谷川はシェフ役などの印象はないが、NHK連続テレビ小説「まんぷく」(2018年)ではインスタントラーメンとカップラーメンの生みの親を演じ、その際にはラーメン好きであることを明かしていた。「孤独のグルメ」で見せた食いしん坊な表情も、ちょっと素が入っているようだ。

この後、朝ドラや大河ドラマ「八重の桜」(2013年)、「麒麟がくる」(2020~2021年)に出演し、最新作の主演ドラマ「アンチヒーロー」(2024年)ではアンチな弁護士役でまた違った演技を見せてくれるなど、いまや主演俳優として押しも押されぬ地位を築いた。そんな彼の12年前のゲスト出演の姿を見てみるのも面白いものだ。

文=小田慶子

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