(C)2024「マンガ家、堀マモル」製作委員会
――共演された山下さんの印象を教えてください
「山下さんはマモルっぽかったですね。かわいらしいところだったりとか、今は何を考えてんのかなみたいなところとか、そんな部分が (笑)。セリフ一つ一つの言葉で感情がしっかり伝わってきて、山下さんとのお芝居は本当に息が合ってやりやすく、自分も思っていない感情が自然と出る空気感がすごく良かったなと思いました」
――作中では進路について考えるシーンが出てきましたが、桃果さん自身も共感するシーンや人物はありましたか?
「春ちゃんが、お母さんにぽろっと本音を言うシーンがあるんですよ。そこが自分とちょっと重なってていて共感しました。外では素を見せないし、強いというか元気で楽しくいたいし...でも本当につらい時に、お母さんにも心配させたくないからちょっと誤魔化しつつ...でも、我慢できず本音をぽろっと言っちゃう。自分にもそういうことがあったなと、春ちゃんの気持ちはわかるなと思いました」
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――漫画の中の「何か忘れないで」という言葉がすごい印象的だったのですが、桃果さんにとって忘れられない記憶や大切にしている記憶はありますか?
「いっぱいありますね。常にいろんなことを大事に思っていて忘れたくないです。周りの方がいるからこそ私もいると思ってるので、周りの方に支えてもらったことや助けてもらったことは、日にちが経つと忘れちゃうじゃないですか。だから、日頃から今の自分がいるのは、あのときこの人がこう言ってくれたからだよなとか、今は離れて会えてないけど、その人のおかげでこうなったんだなって、一つ一つのことを忘れないように思い出すようにしてます」
――本作の見どころについて教えてください
「人に何かを伝えることは簡単そうに見えてすごく難しくて、でも伝えることが大事なんだと背中を押してくれる作品だと思います。見終わった後に、いつどうなるか分からないから今伝えておこう、そんな思いになってもらえたらいいなと思います」
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――最後に読者に向けてメッセージをお願いします
「最後まで記事を読んでくれてありがとうございます。言葉にして『ありがとう』とか、いろんなことを考えちゃって言えなかったり、慣れちゃって言えない言葉もあると思うけど、この作品を観て、大切な人には感謝だったり思ってることを後悔しないように、伝えてもらいたいなって思います。あと、この作品たりこの記事を読んで、私のことを知っていただいけた方には、応援していただけたら嬉しいです!」
文=HOMINIS編集部
映画情報
『マンガ家、堀マモル』
公開日:2024年8月30日(金)
配給:NAKACHIKA PICTURES
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詳しくは
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