船越英一郎が10股がバレても飄々としている男性に!?最終回での若村麻由美の迫力ある啖呵にも注目のブラック不倫コメディー「黒い十人の女」

船越英一郎主演、バカリズムが脚本を手がけたブラック不倫コメディーが「黒い十人の女」だ。ドラマのキャッチコピーは「不倫です。みなさんが大好物の。(10股)」。主人公を巡る9人の愛人たちの策略あり、バトルありの不倫劇がコミカルに描かれている。原作は市川崑監督による1961年に公開された同名映画。英一郎の実の父親、船越英二が主人公を演じ、岸恵子、山本富士子、宮城まり子ら美女がずらり出演。ひとりの男に女性たちが思いを寄せ、やがて殺意を抱くスタイリッシュなミステリー作で、船越自身、リメイクするならネットが主流の今の時代だという想いを抱いていたという。

バカリズムが脚本を手がけた船越英一郎主演ドラマ「黒い十人の女」
バカリズムが脚本を手がけた船越英一郎主演ドラマ「黒い十人の女」

⒞和田夏十/KADOKAWA/読売テレビ

船越演じる風松吉はテレビ局でドラマを手がけるプロデューサー。愛人役として成海璃子、トリンドル玲奈 、佐藤仁美、佐野ひなこ、MEGUMI、水上剣星、新田祐里子、水野美紀らが出演、妻役を若村麻由美が演じている。「架空OL日記」、「ブラッシュアップライフ」などの脚本を手がけ、俳優としても活躍しているバカリズム流のセンスとユーモアが炸裂。女性の本音をリアルにシニカルに描くことに定評があるだけあって、牽制しあいながらも愛人同士がなぜか繋がりあってしまう物語のおかしみと怖さをバラエティ風の小ネタを混じえて巧みに表現している。

■愛人たちが不倫沼から抜け出せないほどモテる主人公を船越が演じる

船越演じる風は"業界人あるある"の物腰柔らかな軽いタイプ。仕事でもプライベートでも波風を立てず、愛人たちが不機嫌になると「今度、絶対、時間作るから」が口癖だ。キャリアという意味で愛人ピラミッドのトップに立つのが劇団女優、佳代(水野)で、愛人歴8年。テレビ局の受付嬢で風と付き合って半年の神田久未(成美)と怒鳴り合いの喧嘩になり、久美からアイスカフェラテを派手に浴びせられることになる。同じくベテラン愛人の部類に入るのが風のアシスタントプロデューサー、弥上美羽(佐藤仁美)で愛人同士、仲良くやりたい佳代とは真逆の画策タイプだ。

番組の中のドラマのヒロインを演じる相葉志乃(トリンドル玲奈)や脚本家の皐山夏希(MEGUMI)など、次々と風の愛人が明らかになり、9人という人数に「野球かよ」とみんなが呆れ、殺したいという物騒な言葉も出る中、揉め事の中心にいる風は、詰め寄られても慌てない。余裕の笑みと謎の優しさで接する男になりきった船越の軽やかな演技に注目だ。

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放送情報【スカパー!】

黒い十人の女 一挙放送
放送日時:9月7日(土)20:10~
放送チャンネル:日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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