齊藤なぎさ莉子志田彩良が3択の仮想恋人選びに大盛り上がり

齊藤なぎさ、莉子、志田彩良という次世代を担う若手実力派女優陣が出演する映画「恋を知らない僕たちは」が8月23日(金)より全国公開する。

同作品は、水野美波による累計発行部数120万部を超える人気同名少女コミックを実写化したもので、主人公の英二を中心に"本気の恋"に向き合う6人の高校生たちをリアルに描き出した等身大のラブストーリー。

高校2年の英二(大西流星)と直彦(窪塚愛流)は中学からの親友同士。英二は幼馴染の泉(莉子)へ密かな想いを寄せるが、泉は直彦と付き合っていた。さらに、泉と同じクラスの小春(齊藤なぎさ)は直彦に心を奪われ、瑞穂(志田彩良)は英二を意識し始め、太一(猪狩蒼弥)は瑞穂を一途に想い続ける。片想いが交錯する6人の恋の行方は...!?

映画「恋を知らない僕たちは」で共演する齊藤なぎさ、莉子、志田彩良
映画「恋を知らない僕たちは」で共演する齊藤なぎさ、莉子、志田彩良

今回、齊藤、莉子、志田にインタビューを行い、役や芝居、自身の恋愛観などについて語ってもらった。

――演じた役の印象は?

齊藤「小春ちゃんは"恋に恋する"という感じで、不器用ながらも好きな人にはちゃんと『好き』って素直に伝えられる子だなと思いました。女の子には共感してもらえることがたくさんあるんじゃないかなって思います。私自身にもすごく似ていて、私も『自分を大切にしてくれる人を、自分も大切にしたい』って思うし、大切な人に尽くしちゃうことも多いので(笑)。酒井麻衣監督からは『新しいヒロイン像を作ってほしい』って言っていただいたので、それをすごく意識して演じました」

莉子「泉は本当に純粋無垢ですね。監督が『みずみずしい感じを出したい』とおっしゃっていたのですが、それを演じるのって一番難しいと思っていたので『これは自分との戦いになりそうだな』って思いました(笑)。泉は"ポジティブ女子"って言われていて、私も割と明るい印象を持たれることが多いので、そういったところは似ているなって思います」

志田「瑞穂は『恋とは何か?』という疑問を抱いた女の子です。しっかりしているようで実は6人のキャラクターの中で一番ピュアな役柄だなと思っています。相手のちょっとした仕草や表情を素直に受け取って、恋する気持ちや心情の変化を繊細に演じたいと思い挑みました。私は普段、瑞穂みたいなイメージを抱かれることが多いんですけど、実は真逆で全然似てないんですよ。実際お会いした方に『思っていたより明るいんだね』とか『よく笑うんだね』って言っていただくことが多いですし、一匹狼タイプじゃなくみんなとワイワイするのが好きなので(笑)」

――演じる上で意識したことは?

齊藤「小春は一番心情の変化が激しいキャラクターで、一見すると『乗り換えてる』って思われがちなんですけど、そこは小春の中でいろいろなことがあって、ちゃんと気持ちの整理があった上での変化なんだというのをしっかり表現して、応援したくなるような子にできたらいいなと思って演じました」

莉子「なるべく自然体でいることですね。私は『スクリーンで見た時に伝わりやすいかな』と思って、最初、目の開き方まで演じてしまっていたんです。そうしたら監督から『もっと力を抜いていい』とアドバイスをいただいて、それからはできるだけ癖なく、普段の自分がしゃべるくらいのトーンで話して、表情も『カメラやスクリーンを通す』とか意識せず自然体を目指しました。今までで一番素に近くフラットに演じました。そんな中で、泉らしさを残すというのが難しかったです」

志田「演技中はセリフがない時間も多かったので、その間の表情には特に意識して演じました。(英二から)花火大会に誘われるシーンでは、本当は心の中はすごくドキドキしてうれしいけど、それを表情には出さないように。でも、観ている人にはちょっとでも瑞穂の内心が伝わるように、ということをすごく意識してこだわって演じました」

――英二、直彦、太一の男性キャラクターの中で、恋人として選ぶなら誰ですか?

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映画情報

映画「恋を知らない僕たちは」
2024年8月23日(金) 全国ロードショー

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