映画「スマホを落としただけなのに」最終章に出演の大谷亮平が明かすスマホとの付き合い方「画面はバッキバキ」

映画『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』
映画『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』

(C)2024「スマホを落としただけなのに最終章」製作委員会

映画『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』が11月1日(金)より公開となる。

本作は、スマホを落としたことで連続殺人鬼に命を狙われるヒロインを描いた北川景子主演のSNSミステリー映画『スマホを落としただけなのに』(2018)、続編となる『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2020)に次ぐ3作目。連続殺人鬼・浦野役の成田凌は主演となり、ついに物語は最終章を迎える。

公開に先駆けて、今回の最終章で反政府組織ムグンファのキム・ガンフン役を演じた大谷亮平にインタビューを実施。作品からスマートフォンにまつわる様々なトラブルまで語ってもらった。

――まず出演が決まった時の率直な感想を教えてください

「もちろん、1も2もヒットしたのは知っていますし、『スマホを落としただけなのに』というタイトルを言ったらほとんどの人が知っていますよね。韓国でもリメイクされていて、内容は違えど有名な作品なので、それに参加できるのは楽しみだなと思いました」

――出演する前までの作品の印象はありますか?

「危なっかしいイメージです。最初に見たのは映画だったんですけど、自分たちの身近にあるものから派生していって、危ない世界へと向かいます。だからみんなに可能性があるし、自分たちの普段の生活に潜んでいるような怖さがありますよね」

――千葉雄大さんや成田凌さんとは異なり、大谷さんは3作目のみの出演です。シリーズものに途中から入っていく難しさなどはありましたか?

「それはないですね。最終章だけでも全然成立している話ですから、難しさは感じなかったですし、僕が絡んだのは2人だけ(成田凌、クォン・ウンビ)だったので(笑)。映画には参加していますが、ほとんどの人には会ってもいないので、自分のシーンだけを意識してやりました」

――今回演じたキム・ガンフンは韓国の反政府組織「ムグンファ」の No.2。怖さがある役ですが、意識したことはありますか?

「ヒールはヒールでも色んな設定があると思います。よく吠える、ギャーギャー叫ぶという怖さより、引いて何を考えているかわからない怖さがあるじゃないですか。むしろ今回の役に関しては、パッと見て悪なのかどうかわからないというような雰囲気を意識しましたね」

反政府組織ムグンファのキム・ガンフン役を演じた大谷亮平

(C)2024「スマホを落としただけなのに最終章」製作委員会

――そういった雰囲気を出すために具体的に取り入れたことはあるでしょうか?

「ゆったりというか余裕ですかね。今回は韓国に浦野を友好的に迎え入れる立場でした。とあることを浦野にさせたいんですけど、話していてもそれが前に出過ぎない。切れるビジネスマンのように淡々と進めていくイメージで臨みました」

――演じる際に役作りなどはされていくのでしょうか?

「僕の場合は作らないですね。設定もらって脚本を読んでいると、なんかきますね。人であることもあるし、自分が知っているこういうイメージというときもあるし、モデルが降りてきますね」

――「降りてくる」は俳優さんでないと、なかなかイメージが難しい感覚かもしれませんね

「脚本を読んでいると、知り合いや芸能人でも近い人が頭の中に降りてくるんです。昔、僕がこの人のイメージと思って撮影に臨んでいて、打ち上げの時に監督に『大谷さん、この役あの人みたいな感じなんだよ』と言われた時に完全に一致していたこともありましたね」

――韓国でのキャリアを経て、今回は全編韓国語を使っての演技でした。日本語で演じる際との違いはありますか?

「あまりわからないですね。無意識の範囲で、違いは外が決めてくれというくらい。でも、ウンビさんとのシーンで韓国語が入ってくる感じが懐かしかったです。撮影当初は、しばらく使っていなかったので。結構忘れているなと思ったんですけど、話し始めるとすぐ出てきますよね。思っていたよりはすぐ戻ったなという感じです」

『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』大谷亮平とクォン・ウンビ

(C)2024「スマホを落としただけなのに最終章」製作委員会

――ウンビさんの話も出ましたが、ウンビさんの場合は日本語と韓国語を駆使しての役どころでしたね

「彼女は、本心かわからないけど『外国語で不安です』と話していました。韓国語で他愛もない話をしたらリラックスできるかなと思い、最近のK-POP事情をさらっと話した記憶がありますね」

――成田凌さんとの共演シーンも多かったですが、改めてどのような印象を持ちましたか?

「僕が日本に帰ってきて、『逃げるは恥だが役に立つ』で共演したので、ヒットしたこともありよく覚えています。やっぱり器用なイメージですね。なんでもうまくこなしていくそういう巧さがないと、浦野は単純な役ではないので、難しいですよね。韓国語のセリフもありましたけど、それでいっぱいいっぱいにならずに演技できるというのが、相変わらず巧い俳優だなと思いました」

『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』成田 凌
『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』成田 凌

(C)2024「スマホを落としただけなのに最終章」製作委員会

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映画情報

『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』
2024年11月1日(金) 全国東宝系にて公開
監督:中田秀夫
原作:志駕晃『スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス』(宝島社文庫)
脚本:大石哲也
音楽:堤博明、カワイヒデヒロ
主題歌: imase「Dried Flower」(Virgin Music/ユニバーサルミュージック)
キャスト:成田 凌 クォン・ウンビ 大谷亮平 白石麻衣 井浦 新  
     佐野史郎 真飛 聖 利重 剛 猪塚健太 髙石あかり
     田中 圭(特別出演)  原田泰造(特別出演) 千葉雄大
     ショートバージョン
     成田 凌 クォン・ウンビ 千葉雄大
(C)2024「スマホを落としただけなのに最終章」製作委員会

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