吉野北人松井奏「一緒にいて楽しい!」映画『遺書、公開。』の撮影秘話やお互いの印象とは?

映画『遺書、公開。』に出演する吉野北人(THE RAMPAGE)と松井奏(IMP.)
映画『遺書、公開。』に出演する吉野北人(THE RAMPAGE)と松井奏(IMP.)

吉野北人(THE RAMPAGE)が主演を務める映画『遺書、公開。』が1月31日(金)に全国公開される。

同作は、新学期の春、私立灰嶺学園の2年D組に、生徒24人と担任教師をあわせた全員の明確な順位を記した「序列」が届けられる。犯人がわからないまま半年が過ぎたある日、誰もが羨む人気者だった序列1位の姫山椿が、校内で謎の死を遂げ、数日後、クラスの全員に姫山から遺書が届く...といった内容だ。

今回は主人公・池永柊夜を演じた吉野と、姫山の彼氏・赤﨑理人を演じた松井奏(IMP.)にインタビュー。役への印象や撮影中の思い出などをたっぷりと語ってもらった。

映画『遺書、公開。』に出演する2人 左から吉野北人(THE RAMPAGE)と松井奏(IMP.)
映画『遺書、公開。』に出演する2人 左から吉野北人(THE RAMPAGE)と松井奏(IMP.)

――2人とも今までの印象が変わるような役柄だなと感じました。ご自身の演じた役への印象を教えてください

吉野「池永は、とても内気で地味。あまり前に出るようなタイプじゃないけど、正義感が強いなと感じました。赤﨑に歯向かうシーンがあったので、言う時は言うタイプなんだなって」

松井「赤﨑の最初の印象は"もう最低..."って思いました。たぶんなんとなく地頭が良くて、いろんなことをそつなくこなせて、計算高くて、クラスでもみんなと話せるような表の顔を持ちつつ、裏では最低なクズだなって思いました」

――ご自身と役の共通点はありましたか?

松井「共通点は1個もないかもしれない!彼は友達も多い感じですけど、僕はそうでもないですし、なんでもそつなくこなせるわけでもないので、何もかも違うんじゃないかな。演じるときには"ちょっと怖いのカッコよくない?"みたいな感じで、僕のちょっとした理想を演じていましたもん」

吉野「僕はあまり前に出ないタイプなので、似ていますかね。グループのメンバーが16人いるんですけど、メンバー会議をするときもぶっちゃけそんなに話さないタイプというか、みんなに合わせる感じがあるので、そういう内気なところはすごく似ているなと思います。あと、やるときはやる感じも。僕自身、ステージに立ったら誰よりもやるタイプなので、そこは似ていると思います」

――英監督の演出はいかがでしたか?

吉野「本当にすごい助けられたというか、指揮者だなと思いました。段取りの段階からセリフがない人たちにも"こういう会話して"とか"どういう気持ち?"って常に気持ちを作ってくれる監督だったので、最後まで集中して、緊張感を持ちながらやれたなと思います」

松井「作品に対しても、キャストに対しても、すごく愛のある方でした。毎回メイク部屋に来てくれるんです。それで1人ずつに"今日、どう?"って話しかけてくださって。そのおかげで、一気に士気が上がった感じがあります。それから、僕が一気にキレるシーンがあったのですが、そこをどうしたらいいか迷っていて、そのときに"あそこはもう教室を使った、『赤﨑理人』だから、もう自分の独壇場にしちゃえ"とおっしゃってくれて、その一言で思いっきりやっていいんだなと思えて、感情のままにできました。俺、北人くんのこと、めっちゃ指で指したとこあったの覚えてる?あれも、監督がアドバイスしてくれたんだよ」

吉野「監督なんだ!」

松井「そう、『北人くんいっちゃおう』って」

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映画情報

映画『遺書、公開。』
2025年1月31日(金) 全国公開

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