――おふたりとも、久しぶりの黒髪ですが、ご感想は?
松井「なんかかわいくなったなと思いました。それから、役で染めるって、ちょっと憧れだったんです。なんか芸能人っぽいなって。嬉しかったですね」
吉野「僕はもう28歳なので、高校生役って聞いて、最初メンタル的にも"大丈夫かな〜"って思っていたんです。ただ、黒髪にしたことによって一気に学生っぽくなったので、バッチリだなと思いました」
――メンバーやファンの方からは、どんな反応が?
松井「それこそビジュアルに対してもコメントはありましたが、僕の場合は初の映画出演だったので、そこを1番喜んでいただけた印象を受けました。メンバーからもファンの方からも」
吉野「僕は予告を見て"こういう話なの?おもしろそう!"って言う反応が多く見られましたね。シンプルに"怖そう"とも。メンバーも"めちゃくちゃおもしろそうだね"って言ってくれました」
――おふたりとも、グループ活動をされていますが、撮影中、共通の話題で盛り上がりましたか?
吉野「いや、ないですね」
松井「あったよ」
吉野「(笑)。それこそ、(松井が)ライブと撮影を並行してやっていたこともあって、すごい無表情の顔で座っていて。僕も切り替えがいつも大変で、すごい気持ちがわかるなと思って見ていました。それで、話したよね?」
松井「そうだね。そこを共感してくれる人ってなかなかいないのでありがたかったです。なんか、キラキラしたあの世界から現実へのギャップがすごすぎて、気分が落ちちゃうことってあるんです。そこを共感してもらえて、そこからいろいろ話すようになったかなと」
――今回の映画、序列が1つ大きなテーマになっていますが、おふたりはグループの中で、どんな立ち位置だと自己分析していますか?
松井「僕は最年少なので、甘えまくってます。基本みんなについていってて、ライブを作るときだけ僕がやってます」
吉野「グループの中ではちょうど真ん中なんですよね。年齢的にも。だから普通かなと思いつつ、こうやってマルチに活動させていただいているので、よりチームを広げる役目かなとは思っています」
――グループ内では普通とのことですが、今回の現場では座長を務めた吉野さん。座長として、心がけたことはありますか?
吉野「LDHって差し入れ文化があることもあって、差し入れは誰よりもしようと(笑)。定期的に入れてましたね」
松井「北人くんの差し入れのおかげで、コーヒーがブームになっていました。いろんなフレーバー、キャラメルとかチョコとかのコーヒーをみんなで飲んでいましたね。寒い中での撮影だったので、ありがたかったです」
吉野「ただ、僕自身、普段はあまり引っ張るタイプじゃないですし、みんなとフラットな関係性でやりやすいような現場になればと思っていたので、それ以外はあまり座長感を出しませんでした」
松井「そうだね。みんなとフラットに話してる印象でした」
映画情報
映画『遺書、公開。』
2025年1月31日(金) 全国公開
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